大正時代の染町家 初のオープンハウス開催

新規物件「大正時代の染町家」を掲載いたしました。
あわせて約43帖にもなる、2つの広い土間を持つ京町家です。

大正時代の染町家

 

■初のオープンハウス開催(予約不要)
7/8(土) 14:00-16:00
※駐車場はございません。公共交通機関等をご利用ください。
※恐れ入りますが、初回オープンハウス前のご案内は承っておりません。

 

京都の阪急大宮駅近くの京町家物件の広い土間

JRの丹波口から徒歩10分、阪急の大宮駅から徒歩8分のエリア。大正時代の記録が残る、2階建の京町家物件です。

最大の特徴は、建物の内と外にある2つの土間。
内の土間は約13帖、外の土間は約30帖もあり、あわせると約43帖もの広さになります。ここまで広い土間のある町家は、なかなか見たことがありません。

以前は染工場として使われていたそうで、広い土間に残された洗い場や、竿掛けのような金物、背の高い造作棚などに、その面影を感じます。

 

 

 

京都市中京区の阪急大宮駅近くの町家物件の土間

建物の内にある土間を見て。約13帖の広さに加え、吹き抜けの開放感が、空間に伸びやかさをもたらしています。天井を見上げると古色の梁が目に入り、この町家に流れる時間の長さを感じられます。

 

京都の阪急大宮駅近くの京町家物件の広い土間

京都の阪急大宮駅近くの京町家物件の土間

建物の外にある土間を見て。約30帖もあるとても広い土間です。
簡易な洗い場や資材置き場のような屋根付きのスペースに、染工場の名残を見ることができます。

 

京都のリノベーション町家物件のガレージ

この2つの土間をどんな風に使うか、リノベーションの想像がふくらみます。

たとえば、内と外の土間をあわせて、広々とした創作の場に。
陶芸、大型アートの制作、DIYなど、伸び伸びとモノを造れる空間にすることができます。内の土間は作業で汚れても気にならないよう、壁は板張りにしてラフな雰囲気に。
居室との間は透明ガラスの掃き出し窓にすれば、土間と居室を互いに見通せ、閉塞感なく過ごせます。

(リノベーション事例/ガレージ町家)

 

たとえば、段差のあるリビング+広い庭に。
内の土間を他の部屋より一段下げることで、吹き抜けの開放感も合わさった、ダイナミックなリビングに。壁一面に造りつけた棚は、本棚、ディスプレイのスペース、テレビ台や収納を兼ね、それ自体が大きなインテリアになります。
大開口の窓の外には庭をのぞみ、明るい光が差し込みます。庭は広さを生かして好きな植栽を植えたり、家庭菜園を楽しんだり。プールや遊具を置いてお子さんの遊び場に、あるいはペットが自由に駆けまわれるスペースにすることもできます。

(リノベーション事例/二軒ならびの京町家 西棟)

 

京都の四条大宮近くの町家物件の玄関

ゆったりとした玄関。玄関の奥はキッチン、洗面脱衣所、浴室が並んでいます。

 

京都市中京区の壬生の京町家物件のキッチンと和室

 

京都の阪急大宮駅近くの町家物件の2階

京都の四条大宮近くの町家物件の2階

建物は改装が必要ですが、部屋数が多く、ご家族でもお住まいいただけます。
住まい+創作の場に自由にリノベーションできる京町家物件をお探しのかた、広い庭のある京町家物件をお求めのかたにおすすめです。

 

京都の阪急大宮駅近くの京町家物件の外観と前道

物件は、阪急京都本線の大宮駅より徒歩8分、JR山陰線(嵯峨野線)の丹波口駅より徒歩10分と、交通アクセスの良い場所にあります。
阪急の京都本線は京都河原町~梅田をむすび、桂、高槻、茨木などを通ります。
丹波口駅から京都駅までは乗車約5分と近く、新幹線はもちろん、JRの各線や近鉄などで近畿圏の他府県へのアクセスも便利。
駅の周囲にはスーパーやコンビニ、ドラッグストア、金融機関、郵便局などの施設が充実し、日々の生活も快適なエリアです。

 

2つの広い土間をどう使うかリノベーションの想像がふくらむ、大正時代の染町家。

初のオープンハウス 7/8(土) 14:00-16:00
どうぞお気軽にお越しください。

大正時代の染町家

 

宮川町そばの京町家/project リノベーションの様子②

進行中のプロジェクト「宮川町そばの京町家」のリノベーション打ち合わせを行いました。
鴨川の東、宮川町近くの路地に佇む京町家のリノベーションプロジェクトです。

宮川町そばの京町家/project

 

京都の鴨川と宮川町近くのリノベーション京町家の眺望

2階から窓の外を見て。路地中の家としてはめずらしく、家の裏が建て込んでいないため、開放感ある眺望が広がっています。特にこの日は晴天だったため、路地中とは思えない明るさに満ちていました。
2階は勾配天井なので、裏の開けた空間から舞い込む光と風と、伸びやかな天井で、とてもすがすがしい空間に仕上がりそうです。

 

京都の鴨川と宮川町そばのリノベーション京町家の天井

玄関の天井を見て。京町家の風情を再生するため、大和天井にしています。写真は素木の状態ですが、空間に馴染むよう、これから既存木部と色味を合わせて古色に塗装していきます。
照明器具は、京都の照明器具店で見つけた、印象的なアンティーク照明を取り付ける予定です。

 

京都の鴨川と宮川町のそばのリノベーション京町家の外観

ファサードは、周囲の町家と調和する意匠にリノベーションして、建築当時の路地の家並みを再生するため、一部を減築しています。さらに、タイル貼りだった腰壁は鎧張りにやり替えました。
周囲に合わせて木製の出格子も新調し、昔の景観に近づけていきます。

 

※誠に恐れ入りますが、販売開始前の物件詳細についてはお答えいたしかねます。悪しからずご了承ください。

宮川町そばの京町家/project リノベーションの様子①

鴨川の東、宮川町のほど近くに建つ京町家のリノベーションプロジェクトです。
リノベーションの様子をお伝えします。

宮川町そばの京町家/project

 

京都の宮川町近くの京町家の壁と柱

石畳の道へつながる路地にたたずむ一軒の京町家。路地には町家が軒を連ね、昔の風情ある家並みが残されています。

路地に残る町家の多くは出格子を有していますが、この町家は出格子ではなく、簡素なアルミの平格子と腰壁です。出格子は時代と共に、軒下に増築するために撤去され、簡易な格子と腰壁に改装された町家も多く、恐らくこの町家もそうした家々のうちの一軒だと思われます。

そこで、このプロジェクトでは、出格子の京町家が並んでいたと思われるかつての景観を再生するため、出格子を修復することにしました。

軒下の増築と推察される部分を取り払い、周囲の町家と意匠を合わせた出格子を再生します。

減築する分、床面積は少し小さくなりますが、今では少なくなった京都の路地の景観が保全され、家並みに統一感が生まれればと考えています。

 

京都の宮川町近くの京町家の壁と柱

室内は所々手が加えられていますが、一列三室型の間取りが残されていました。
この町家の原形をなるべく大切に残すため、間取りを大きく変えずに一列三室型の空間構成をそのまま生かして、リノベーションを行います。

※誠に恐れ入りますが、販売開始前の物件詳細についてはお答えいたしかねます。悪しからずご了承ください。

ガレージ町家 初のオープンハウス開催

京都のリノベーション町家物件のリビングとガレージ

北野天満宮の南、ガレージのある京町家です。(2022年8月全面リノベーション済)。

ガレージ町家

■初のオープンハウス開催のお知らせ(予約不要)
9/17(土)・18(日) 14:00ー16:00

※駐車場はございません。公共交通機関や近隣のコインパーキングをご利用ください
※マスクのご着用をお願いいたします
※誠に恐れいりますが、初回オープンハウス前のご案内は承っておりません。何卒ご了承ください。

 

京都のリノベーション町家物件のガレージ

元々作業場として使われていた広い土間を生かして、普通車1台が停められるガレージにリノベーションしています。ガレージ内には電気自動車用の電源、立水栓や収納棚を設置済。

車をお使いにならない方も、大型バイクや自転車の駐輪場、子供の遊び場、ペットがくつろぐ空間、創作スペースなど、様々な使い方ができる空間です。

 

 

京都のリノベーション町家物件のダイニングキッチンとウッドデッキのある坪庭

LDKはゆとりの広さ。東向きの坪庭には、ダイニング・キッチンから延長するようにウッドデッキが続き、視覚的な広がりをもたらしています。朝日に照らされた緑や花を眺めながら、朝食を楽しむことができます。
床暖房2ヶ所とエアコン1台が設置されているので、寒い冬でも快適です。

 

京都のリノベーション町家物件の2階の洋室

ガレージのある京町家の洋室

2階の洋室は、勾配天井に既存梁がはしる伸びやかな空間です。14帖と広く、壁横の空間には電源を設けたカウンターデスクと本棚を備えたワークスペースがあり、リモートワークやPC作業、読書に便利。

 

9/17(土)・18(日)  14:00-16:00 初のオープンハウス、どうぞお気軽にお越しください。

ガレージのある京町家 リノベーションの様子②

先日ブログにてお伝えした、ガレージのある京町家のリノベーションの様子の続きです。

前回のブログはこちら

ガレージのあるリノベーション京町家のガレージ

LDKからガレージを見て。
LDKとの境には大開口の掃き出し窓を設置。リビングでくつろぎながら車を見ることができます。ガレージ内には電気自動車の充電器を備え、電気自動車のユーザーの方にもおすすめです。
壁のラワン材は元々木目が主張しすぎず、着色もしていないため、自然で暖かみのある雰囲気を醸しています。

 

ガレージのあるリノベーション京町家の坪庭とウッドデッキ

LDKの奥の坪庭を見て。坪庭にはLDKから繋がるようウッドデッキを設置。視覚的な奥行きをもたらし、空間を広く感じることができます。

 

ガレージのある京町家の洋室

2階の洋室を見て。ワークスペースを備えた約14帖の広々とした空間です。向かいに背の高い建物が無いため、窓から視線が遠くへ抜けていきます。天井は既存梁を現した勾配天井で仕上げ、町家らしい風情を楽しめるようにしています。

 

ガレージのあるリノベーション京町家の造作カウンターと本棚

2階の洋室にはワークスペースとして、カウンターデスクと本棚を造作しています。コンセントも設置しているので、リモートワークなどPC作業にも便利です。

ガレージのある京町家  リノベーションの様子① 

まもなくリノベーションが完了する京町家。車を駐車できるガレージが特徴です。

リノベーションの様子をお伝えいたします。

 

ガレージのある京町家と格子の建具

現場を訪れると、ガレージ入口の格子が自然光を受けて美しい陰影を描いていました。今回のリノベーションで新設した木製格子です。
元々簡素なアルミの引き戸が設置されていましたが、京町家の風情に合うよう、新たに木製の格子戸を作製しました。

格子は素材の自然な色味や風合いを生かすため着色はせず、透明の保護剤のみを塗布。陽に灼けて少しづつ濃い色に変化していく経年美を楽しむことができます。
格子戸には、外からの視線を遮りながらガレージに光を届けるよう、これから型ガラスを入れていきます。

ガレージに隣接するLDKとの間には、透明ガラスの大きな窓を設置。リビングでくつろぎながら愛車を眺めることができます。
車を使われない方も、大型バイクや自転車数台の駐輪場、DIYや趣味の作業スペース、ペットのくつろぎの場など、ライフスタイルに応じてガレージをさまざまに活用できます。

 

ガレージのある京町家の壁

ガレージの壁にはラワン材を使用。LDKからガレージを見た時に、木材ならではの暖かみが無機質な印象をやわらげてくれます。こちらも素材の趣を生かすため、着色はしていません。

また、ガレージの天井に貼られていた新建材を捲り、既存の大和天井を現しています。幅広の板が使われた大和天井はとても美しく、現代的なガレージに京町家の風情を加えています。

 

ガレージのある京町家の玄関と造作靴箱

玄関を見て。土間からホールへと連続する木製の収納を造作しました。
靴はもちろん、玄関周りの小物等もしまえる十分な容量を備えた便利な収納です。棚は腰高にとどめ、玄関に入った時に圧迫感がないようにしました。

 

リノベーションが完了しましたらウェブサイトに掲載いたします。

新規プロジェクトの準備中 宮川町そばの京町家

現在、新規プロジェクトを準備中です。
京都の五大花街のひとつ、宮川町のそばに佇む京町家をリノベーションします。

リノベーションプロジェクトの京町家の通り庭

宮川町の近く、知らずに通りすぎてしまいそうなほど、ひっそりとした路地。周囲には、建築当時のままと思われる外観の京町家が軒を連ね、かつての京都の町並みを今に伝えています。

建物は所々手が加えられながらも、京町家の典型的な空間構成など、昔の面影が残されています。

 

リノベーションプロジェクトの京町家物件の和室と床の間

リノベーションは、元々この京町家が持つ構造や風情を大切に残して行います。
外観は周囲の京町家に合わせて建築当時の意匠を復元し、町並みの再生と調和を図ります。

プロジェクトの準備が整いましたらウェブサイトに掲載いたします。

哲学の道に面する京町家 リノベーションの詳細②

哲学の道に面する京町家、リノベーションの詳細についてご紹介します。

哲学の道に面する京町家

 

哲学の道に面するリノベーション京町家物件のLDKと桜の眺望

4月初旬。哲学の道の桜が見ごろになりました。
LDKの大開口からは視界いっぱいに桜をのぞみ、桜に溶け込む眺めが広がっていました。

窓には、外から家の中を見えにくくする目隠し機能のあるフィルムを施工し、哲学の道を行き交う人々の視線を気にせず、景色を楽しめるようにしています。
日中はカーテンを開け放ち、視界いっぱいの桜を気兼ねなく眺められます。

 

哲学の道に面するリノベーション京町家物件の和室と桜

哲学の道に面するリノベーション京町家の和室と桜

1階の和室を見て。元は昭和によくみられる、新建材が多用された簡素な洋室でしたが、リノベーションにより、落ち着きある和室に変更しました。窓の外には2階のLDKと同様に、目の前に哲学の道をのぞみます。

四季折々の景色を楽しみながら、一人静かにお茶を点てたり、友人を招いて談笑する、くつろぎの時間が流れます。

 

哲学の道に面するリノベーション京町家物件の和室

桜や紅葉など、哲学の道の景色を邪魔しないよう、室内は淡い色合いでまとめています。

竿縁天井は手垢止めのみ塗装し、素木の美しい色合いや風合いをそのまま生かしています。入口と押入の襖紙は錆浅葱という柔らかな色を選定。そっと空間に溶け込みます。
下地窓調の窓には掛障子をしつらえています。障子を外せば、外からの光をやわらかく通し、風情をもたらします。障子を掛ければ、視線がさえぎられるので、ゲストの寝室や小さなギャラリーなどに使えます。

 

哲学の道に面するリノベーション京町家の栖鳳桐の京からかみ

襖は京からかみです。文様は、竹内栖鳳が考案したと言われる栖鳳桐。桐をデフォルメし、格式高い中にも親しみやすさを感じます。伝統的な手摺りならではの膨らみが、手作業による暖かさをもたらします。

京からかみ/丸二

 

哲学の道に面するリノベーション京町家の外観と桜

桜が終わると新緑、蛍、夏の緑、紅葉と、季節ごとに美しい姿を見せる哲学の道。家のなかにいながら、日々移りゆく季節を堪能できる京町家です。

 

哲学の道に面する京町家 リノベーションの詳細①

京都の桜と紅葉の名所として知られる、哲学の道。
哲学の道を正面にのぞむ京町家を全面リノベーションしました。

哲学の道に面する京町家

リノベーションの詳細について、数回にわたりご紹介いたします。

 

哲学の道に面するリノベーション京町家物件から見る桜

最初にこの町家を訪れたとき、一番強く印象に残ったのは窓からの眺望です。すぐ目の前に哲学の道をのぞみ、まるで絵画のような景色が広がっていました。

この美しい眺望をそのままに、リノベーションを行い、長く住み継がれる町家として再生したいと考えました。

春、ふたたび家を訪れると、窓の外に視界いっぱいの桜が広がっていました(2021年3月末撮影)。

この哲学の道の美しい眺望をどう切り取るかを最重視して、リノベーションのプランニングを開始しました。

 

哲学の道に面するリノベーション京町家の眺望

2階のリビングから外を見て。
哲学の道の景色と開放感を暮らしに取り込めるよう、大開口を設けました。

眺望のみを考慮するのであれば、窓の桟が視線を分断しないFIX窓が最適ですが、居心地の良い家にするには、十分に風を通すことが必須です。
そこで、開閉機能を持ちながらも眺望を中央で分断しないよう、通常の引き違い窓ではなく、片引き窓を選びました。

春と秋、桜と紅葉のシーズンになると、連日多くの人々がひっきりなしに哲学の道を行き交います。そのため、外を歩く人々の視線を気にせず、桜や紅葉の眺望を楽しめるよう、哲学の道に面した窓に目隠し機能のあるフィルムを施工しました。

観光のハイシーズンでも、家の中にいながら、日々移ろいゆく哲学の道の自然を気兼ねなく楽しむことができます。

 

 

哲学の道に面するリノベーション京町家物件のキッチンからの眺望

哲学の道と反対側の眺望。

墓地に隣接しているため、かえって視界をさえぎる建物が建築されず、また哲学の道に向かってゆるやかな上り坂になっているため、遠くへと視線がぬけていきます。
窓の外には、京都の素朴な町並みと山々をのぞみます。

窓の高さや大きさは、ダイニングチェアやリビングのソファに座った時に、墓地を隠しながら山と空が見えるようプランニング。
前道側と裏側の両面とも視界が開けた家はめずらしく、心理的な広さを感じられます。

 

哲学の道に面するリノベーション京町家物件のLDK

朝、1階の寝室で目が覚めて、2階へ上がると、朝日とともに、大開口の外に広がる哲学の道の景色が目に飛び込んできます。

キッチンに立ち、山の緑と京都の町並みを眺めながらコーヒーを淹れ、リビングのソファに腰掛けて、哲学の道の眺望とともにゆったりと楽しむ。

家の中にいながら、自然を身近に感じる暮らしが始まります。

 

プロジェクト「哲学の道に面する京町家」③

哲学の道に面して佇む京町家のリノベーションプロジェクト。
まもなくリノベーションが完了となります。

哲学の道に面する京町家/project

 

哲学の道の雪

1月、京都市内では久しぶりに雪が積もりました。

桜や紅葉の名所として知られる哲学の道ですが、静かな雪景色も異なる趣があります。
辺りは静けさに満ち、時折通りがかる人が雪を踏みしめる音だけが聞こえていました。

 

哲学の道に面するリノベーション京町家の眺望

リビングから外を見て。
額縁を思わせる大きな窓が雪の哲学の道を切り取り、絵画のような印象的な眺望が広がっていました。

春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季によって様々な表情を見せる哲学の道。家の中にいながら、日々変わりゆく景色をながめることができます。

 

哲学の道に面するリノベーション京町家の和室

哲学の道に面した和室を見て。哲学の道の眺望を楽しめるよう、こちらの和室にも大きな開口部を設けています。押入と入口には、浅葱色の京からかみ襖をしつらえました。

友人を招いて、一緒に哲学の道を眺めながらお茶を飲む、心地よい時間が過ごせます。その他、お茶やお花の稽古場や、ゲストルームなどにもお使いいただけます。

 

哲学の道に面するリノベーション京町家の栖鳳桐の京からかみ

襖の文様は栖鳳桐。橋本関雪が師事した竹内栖鳳に由来する文様です。
格式高い桐でありながら、やわらかにデフォルメされた姿に親しみやすさを覚えます。

襖は原紙、摺り色ともに淡い色を選ぶことで、空間を圧迫しない控えめな佇まいにしています。

リノベーションが完了しましたら、ウェブサイトに掲載いたします。