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広大な敷地に豊かな緑と歴史的な建造物を有する京都御所(京都御苑)。かつての内裏であった御所は現在に至るまで京都のシンボルとして佇み続け、周辺にはその歴史の深さを感じさせる閑静な街並みが形成されています。

御所の北側に広がる静かな住宅街に建つ「御所北の京町家」は、元々店舗兼住居として使われていた職住一体型の建物です。家の中に入ると、店舗部分は一面土間に改装されていましたが、その奥には通り庭が一部残されており、建築当時の面影を今に伝えていました。

通り庭とは町家の玄関から奥の庭まで続く細長い土間空間です。手前は商売等に使われる公共空間、奥は住人の炊事場等に使われる私的空間から成り、間口に対して奥行が長い町家の風の通り道としての役割も果たします。奥には火袋と呼ばれる吹抜けが広がり、採光確保の為に天窓や高窓がもうけられ、天井まで伸びる柱や土壁に柔らかな陰影を描きます。通り庭は先人の知恵によって造られた機能性と美しさを兼ね備えた空間です。

「御所北の京町家」の改修では、この町家に残された風情を残しながら、玄関から坪庭まで一直線に続く通り庭の空間を再生します。

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