ハレとケの京町家

ハレとケの京町家

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二つの玄関と二つの坪庭を有する京町家。純粋な居住用として建てられたと思われる家ですが、元々職住一体の建築物として店舗と住居が並存する京町家の特性の名残か、片方の玄関と坪庭は来客をもてなす為に、もう一方は家人の生活の為に使われていたことがうかがえました。

二つの玄関と坪庭の意味合いをそのまま受け継ぎ、それぞれハレ(非日常)の間と、ケ(日常)の間を造りました。ハレの間はわずか二畳ほどの小さな茶室。お茶を点ててお客様をもてなすなど、都会の喧騒を忘れる非日常を楽しむ空間です。ケの間は無垢フローリングが心地良いリビング。現代の生活スタイルに合わせた快適な時間を過ごす空間です。ハレの間とケの間のあいだには中の間があり、日常と非日常をゆるやかにつなぐ緩衝空間になっています。

ハレの間とケの間、二つの空間が町家の暮らしを彩ります。

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