Overview about this real estate
2つの広い土間がある、元染工場の京町家です。
建物は大正10年の記録が残る2階建の京町家。一番の特徴は、とても広い2つの土間です。
建物の最奥に吹き抜けの土間があり、さらにその向こうに外部の土間がフラットに続いています。2つの土間は合わせると43帖ほどもの広さがあり、ここまで大きな土間を有する京町家はなかなか見ることがありません。以前は染工場として使われていた町家で、吹き抜けの土間の壁に書かれた計算式のような数字や、外部の土間に残された簡易な洗い場、竿掛け型の金物などが、当時の面影を今に伝えています。
建物は改装が必要ですが、2つの広い土間をどんな風に使うか想像が膨らみます。ライフスタイルや用途によって様々なリノベーションが思い描ける、改装のポテンシャルを感じる素材です。
Point about this real estate
広い土間を
自由に。
2つの広い土間がフラットに続く
この町家の最大の特徴である、とても広い土間を見て。建物の最奥に吹き抜けの土間があり、そのさらに奥に外部の土間がフラットに続きます。
Point about this real estate
吹き抜けが
伸びやかな。
開放感のある吹き抜けの土間
建物の一番奥に広がる、勾配天井が伸びやかな土間。古色に変化した趣ある梁に、この町家に流れる年月の長さを感じます。ベニヤ板が張られた壁には計算式のような数字や文字が書かれ、以前は工場として使われていたことがうかがえます。
Point about this real estate
職住一体。
職住一体の京町家をリノベーションする
建物は手前に居室や水回りなど居住スペース、奥に作業場と思われる土間がある、職住一体の京町家です。改装が必要ですが、広い土間を生かして自分好みの空間をつくり上げる楽しみがあります。