新規物件「京都大学向かいの町家店舗/賃貸」を掲載いたしました。
京都大学吉田キャンパスの向かい、今出川通に面する京町家。今出川通と東大路通の交差点の近くに位置しています。
物件からほんの少し西へ歩くと百万遍知恩寺というお寺があり、毎月1回開催される手作り市には多くの人が訪れ、にぎわいを見せています。
百万遍(ひゃくまんべん)と呼ばれるこの地域は京都有数の学生街として知られ、周囲には昔ながらの食堂「ハイライト」や老舗のベーカリー&カフェの「進々堂」のほか、様々なジャンルの飲食店や書店など、学生さん御用達の店舗が軒をつらねています。
近くには大規模な節分祭で知られる吉田神社や、賀茂川と高野川の合流地点の鴨川デルタがあり、学生街らしい活気がありながら、のんびりとした時間が流れる街です。
建物は、典型的な京町家らしい外観。築不詳ですが、昭和21年の登記記録が残されています。
今出川通という京都市内の東西のメインストリートに面しているので、視認性が高く、大学も近く、店舗向きの物件です。飲食店やこだわりのショップ、ギャラリー、アトリエなどにおすすめです。※弊社にて一部躯体補強および屋根葺替予定
京都市バス「京大農学部前」停から徒歩3分、京都バス・京阪バス「百万遍」停から徒歩1分とバス停が近く、京阪電鉄「出町柳」駅から徒歩11分と電車でのアクセスも良好です。
中に入ると、広い土間にもうけられたアーチ型の開口部が目にとびこんできます。
京町家らしい外観からはなかなか想像できないモダンなデザインがとても印象的です。
当時流行の建築デザインだったのか、かつてのオーナーの美意識なのか、アーチ型の開口部に、この町家が刻んできた時間の長さを感じます。
このアーチ型の開口をシンボルとして残してリノベーションすれば、印象的なデザインの店舗になりそうです。
以前は店舗として使われていたのか、壁には営業時間が手書きで書かれた貼り紙や造作棚が見られます。
物件を撮影したのが晴れた日の夕方だったため、今出川通から夕陽が射しこみ、古い壁やガラス戸をやわらかく照らしていました。この建物だけ時がとまったような、ノスタルジックな趣に満ちていました。
2階には和室が2室あります。
写真は今出川通側の和室です。古建具の窓からは今出川通と京都大学の校舎が見え、大通り沿いとは思えないおだやかな眺望が広がります。
この和室には床の間と違い棚のある床脇が残されていて、1階のモダンな雰囲気とは異なり、町家の原型を感じられます。この雰囲気をそのまま大切に残して、今出川通と京都大学をのぞむ、風情ある和室にリノベーションすることができます。
今出川通に面する、京都大学向かいの町家店舗。
にぎやかながらのんびりとした百万遍の街で、食堂、カフェ、こだわりのショップ、ギャラリーなどをお考えのかたに。
※本物件は株式会社フラットエージェンシー様に仲介をお願いしております。物件のお問合せやご内覧については、フラットエージェンシー様までお願いいたします。
株式会社フラットエージェンシー
TEL 075-431-2211
10:00-18:00(定休:第2・4土曜/日曜/祝日)
https://www.tenant-kyoto.com/