造作ソファの生地選び

先日、リノベーション物件の造作ソファの生地選びを行いました。

京都のリノベーション中古物件の造作ソファの生地サンプル

写真は、今回の生地選びで使用したソファのサンプル生地の一部です。

まず、生地の大枠は家の雰囲気に合わせて、素材は暖かみのあるファブリック、色は主張しすぎず空間に溶けこむベージュ~グレージュに決定。
ソファ横にはサイドテーブルを兼ねた木肘を造作するので、木部との調和も考慮しながら、上記の条件に合う生地サンプルの中から生地を選びます。

一見同じように見える生地でも、実際に手に取って見比べるとその質感はさまざま。生地の表情・滑らかさ・厚み、雰囲気、光による色の見えかた、木部とのなじみかた等を比較しました。

最終的に、素朴ながらも表情があり、ふっくらとした質感の生地に決定。
部屋に溶けこみながらもインテリアのように空間の質を高めてくれるソファになりそうです。

※誠に恐れいりますが、販売開始前の物件の詳細についてはお答えいたしかねます。何卒ご了承ください。

3月8日は町家の日

「毎年3/8は町家の日(March+ヤ)」

町家の魅力を広く発信し、町家の維持・保全につなげるために、2017年から始まった”町家の日”イベント。

9年目となる今年は、3/8(土)~3/16(日)まで、京都をはじめ全国で、町家に関するさまざまなイベントが開催されます。
詳細は下記リンク先をごらんください。

町家の日 2025 | 2025年3月8日〜16日

町家の日2025

京都市内のイベントは、文化財に指定されている大型町家の見学会、数多くの町家の改修を手掛けた設計士による講演、「きせる」や京からかみのワークショップイベント、各所で行われる町家のオープンハウス、マルシェ、古道具市、等々。
予約不要のイベントも多数あります。

町家にご興味がおありのかた、町家を知るきっかけをお探しのかた、この機会に町家の魅力にふれてみませんか。

みなさまのご参加をお待ちしています。

町家の日 2025 | 2025年3月8日〜16日

 

平安神宮北 明治時代の京町家 物件詳細

新規物件「平安神宮北 明治時代の京町家」を掲載いたしました。
アートゾーン岡崎エリアや紅葉の名所で知られる金戒光明寺にほど近い、聖護院の地に立つ京町家です。

平安神宮北 明治時代の京町家

平安神宮

河道屋養老

場所は、閑静な雰囲気をもつ左京区聖護院。聖護院門跡のすぐ北側です。

聖護院門跡は、平安時代創建と歴史ある寺院です。この周辺は聖護院門跡に由来して”聖護院”と名がつく町が多く、物件が位置する聖護院中町もそのうちのひとつ。

近くには、平安神宮、複数の美術館や大劇場があつまるアートゾーン岡崎エリア、江戸時代からの歴史をもつ老舗蕎麦店の河道屋さんや聖護院八つ橋総本店さんがある、京都らしさを感じるエリア。
鴨川へも歩いて15分ほどで行くことができ、自然も身近に感じられます。

休日は徒歩や自転車で気ままに出かけて、岡崎エリアでアートを鑑賞する、平安神宮の庭園を楽しむ、老舗の食事処や話題のカフェをおとずれる、鴨川を散策する。そんな暮らしが目に浮かびます。

 

京都の平安神宮近くの未改装京町家物件の和室

聖護院の町家物件の照明

平安神宮近くの京町家物件の縁側と坪庭

建物は、閑静な道に立つ2階建の京町家。閉鎖謄本に明治44年の記録が残されています。※京町家プロフィール取得済

建物の中は古いものならではの趣に満ち、静かな時間が流れています。
間口が広く、縁側も奥行があり、全体的にゆとりや余裕を感じる町家です。床の間が1階に2つ、2階に1つがあり、この町家に関わってきた人々の美意識や精神性が垣間見えるよう。

この空気感を大切にしてリノベーションすることで、さらに風情ある町家になりそうです。

平安神宮北の未改装京町家物件

平安神宮や岡崎エリアの北に立つ、明治時代の記録が残る京町家。

京都らしさを感じながら、閑静な場所で町家をリノベーションして住みたいかたに。

平安神宮北 明治時代の京町家