リノベーション中の物件

まもなくリノベーションが完了する物件。
進捗状況の確認のため、現場をおとずれました。

リノベーション中の物件

落ち着いた環境に、静かにたたずむ家。周囲の家々は玄関先がきれいに手入れされていて、丁寧に暮らしておられる様子がうかがえます。

物件は間口がとても広く、のびやかな空間が魅力です。そののびやかさをそのまま生かしながら、シンプルなリノベーションを行っています。とくにLDKが広く、ゆとりのある暮らしが思い描けます。

 

リノベーション中の物件

個室も広くゆとりがあり、寝室としてだけでなくプラスアルファで書斎や趣味のスペースも兼用できる、使いやすい空間です。2面に窓があり、光もたっぷり射し込む、気持ちいい部屋です。

リノベーションが完了しましたら、ウェブサイトに掲載いたします。

 

※誠に恐れいりますが、販売開始前の物件の詳細についてはお答えいたしかねます。何卒ご了承ください。

東山・岡崎の複合施設 Com-ion

平安神宮の南、白川が流れる閑静な地。
昨年秋、明治45年に建てられた京町家・旧青山邸が全面リノベーションにより、レストランや清水焼のショップを有する複合施設”Com-ion”(コミオン)として生まれ変わりました。

広大な敷地に立つ母屋・離れ・倉庫の3棟を全面的に改修するとのことで、弊社所属団体の京町家情報センターでも度々話題に上がったこの施設。
先日、こちらをおとずれました。

京都の平安神宮近くの町家を改装したレストランHiTOHi

平安神宮や岡崎公園の南、町家が立ち並ぶ趣ある通りに立つ町家。明治~昭和期に活躍した日本を代表する七宝家・並河靖之の記念館のほど近くに位置しています。

Com-ionの広大な敷地は白川に面していて、母屋・倉庫・離れの3棟の建物が立っています。この辺りを通りがかるとかならず目にとまる、印象的な町家です。

写真に写るのは手前がレストラン、奥が清水焼のショップ。間口が広く、貫禄のある佇まいです。レストランの前には、調理に使われる薪が大量に並んでいます。その印象的な姿に、通りがかる人たちが興味深そうに店内をのぞいていました。

 

京都の平安神宮近くの町家を改装したレストランHiTOHi

3棟の建物は、建築時の構造を生かしながら丁寧に改修されています。レストラン、清水焼のスタジオ、カフェ&ショップ、コワーキングスペースと、幅広い用途で利用されているそうです。

建物と建物の間には砂利や飛び石が敷かれ、憩えるスペースがつくられています。京都市内中心部で、広大な敷地と複数の町家が開かれた施設としてプロデュースされたということで、注目を集めています。

表の通りから奥へ進むと白川が見え、風が通りぬける、とても気持ちいい空間です。

 

京都の平安神宮近くの町家を改装したレストランHiTOHi

写真は、オールデイダイニング・HiTOHi。モーニング・ランチ・ディナーと、一日を通して食事を提供されるレストランです。
お店の中ほどの調理スペースには窯があり、ゆらめく炎を見ながら食事を楽しむことができます。

建物は開放的な空間でありながら、鉄骨を使用せず、元の構造を大切にしながら改修されています。店内には既存の床の間がそのまま残されていたり、自然に剥落した土壁をあえて修復せずに竹小舞を表したりと、この町家が刻んできた長い時間や風情を感じられるコンセプトになっています。

また、改修の際に出た良質な古材をおしぼりプレートとして加工する等して再利用されていて、この町家を生かす・残すということを大切にされている様子が伝わってきます。
お店の方と少しお話させていただいたなかで、「”古いもの”は作ることができないから」という言葉が印象的でした。

 

京都の平安神宮近くの町家を改装したレストランHiTOHi

東山・岡崎エリアに誕生したCom-ion。
Com-ionとは、共に(com)+動詞/~をすること(ion)を組み合わせた言葉だそうです。
人が集い、食べる、話す、買う、休む、働く、等々。人々の動詞によって、この空間が自由に豊かに意味付けられる。そんな思いが込められています。

京都の新たな注目のスポット。ぜひ訪れてみてください。

 

リノベーション物件の現場

先日、リノベーション中の物件の現場をおとずれました。

京都のリノベーション物件の現場

今回は、開口部の仕様の再検討、工事の様子と進捗状況の確認のために現場に行きました。

いつもリノベーションプランは、設計士と工務店とともに現場の調査や打ち合わせを重ねて決定していますが、既存建物を生かすという性質にくわえ、実際に工事を進めるなかで、ここは当初のプランから少し変更したほうがいいのでは、こうすればもっと良くなるのでは、というさまざまなアイデアが現場から生まれます。

この日は開口部の仕様について、工事を進めるなかで浮上したアイデアを検討し、実現することになりました。より明るくより落ち着ける家になるよう、当初のプランに少し変更を加えます。

 

京都のリノベーション物件の現場

現場ではリビングの天井板が貼られていました。シナベニヤの目透かし張りです。

天井の板張りは、素材の質感や暖かみを感じられる一方、材によっては重い印象になりかねないのですが、明るく淡い色で木目が主張しないシナベニヤは、すっきりとしていて重さを感じません。
大きな開口部と相まって、明るさも暖かさも感じられる気持ちいい空間になりそうです。

 

※誠に恐れいりますが、販売開始前の物件の詳細についてはお答えいたしかねます。何卒ご了承ください。