”あかり”をコンセプトにリノベーションした、あかりが灯る家。
夜、忙しい一日を終えて家に帰ってくると、あたたかなあかりに出迎えられてほっと一息つく。そんな家にリノベーションしました。
物件の詳細について、ブログでご紹介していきます。
■初めてのオープンハウス(予約不要)
6/21(土) 13:00-16:00
※駐車場はございません。公共交通機関等をご利用ください。
※恐れ入りますが初回オープンハウス前のご案内は承っておりません。
二つ目は、リビングのあかり。
リビングは家の中で最も長い時間くつろぐ空間です。そのため、光・素材・佇まいの全てに暖かみを感じられて、尚且つリラックスして過ごす時間にそっと寄りそってくれるような照明を設置することとなりました。
また、”あかり”をリノベーションコンセプトに据えた際に、あかりのそばでゆったりと過ごせるよう、リビングの窓辺の一角にソファを造作するプランニングを行いました。ソファの横には、窓側にサイドボード代わりになるスペース、反対側に本棚をレイアウト。お気に入りの本を手に、ソファでくつろぐ暮らしを描きました。
夜、ソファに腰かけて、本棚からお気に入りの本を選んで読書にふけったり、好きな器で温かい飲み物を飲んだり、音楽をかけてぼうっと過ごしたり。ソファで過ごす至福の時間に、さりげなくそばにある。リビング全体を明るく照らすのではなく、ソファ横に暖かい光溜まりをつくってくれる照明を探しました。
選んだのは、スウェーデンを代表する照明デザイナー、ハンス・アウネ・ヤコブソンの名作、ヤコブソンランプのテーブルランプです。
天然木のシェードの暖かみ、小さくて控え目な佇まいやかわいらしいフォルムがとても魅力的です。
光が木製シェードを透過するため、明るくなりすぎず、オレンジ色の暖かい光がふわりと周囲を照らしてくれます。光で透けるシェードの木目や、壁に描かれた光のグラデーションが美しく、ながめているだけでほっとするような心地よさを感じます。
近くで見ると、シェードが本当に繊細なことがわかります。
シェードは北欧のパイン材(赤松)をゆっくりと時間をかけて乾燥させ、薄くスライスし、丸くたわめられています。
消灯すると、全体的に明るくナチュラルな色で、また違った印象になるのも魅力です。ショールームのかたにお話しをうかがったところ、時間や使用とともにシェードの色が少しずつ濃くなり、風合いが増していくそう。共に過ごした時の流れを感じられる、寄りそってくれるようなあかりです。
次回は、寝室のあかりについてご紹介します。