神宮丸太町駅2分 鴨川東の家/賃貸 募集開始

京阪電鉄の神宮丸太町駅より歩いて2分、鴨川沿いの木々をのぞむ賃貸住宅(2021年8月リノベーション済)。
賃貸の募集を開始いたしました。

神宮丸太町駅2分 鴨川東の家/賃貸
※写真は2021年8月のリノベーション時のものです。

※本物件は株式会社八清様に仲介をお願いしております。お問合せは八清様までお願いいたします。
https://www.hachise.jp/rent/69506/index.html

 

神宮丸太町駅より徒歩2分のリノベーション賃貸物件の寝室

鴨川沿いを南北にはしる京都のメインストリート、川端通より一筋東のすっきりとした道に立つ家。
1階はLDK8.5帖+水回り+坪庭、2階はワークスペースのある洋室9.2帖で、1~2人暮らしにおすすめの広さです。

 

京阪神宮丸太町駅のリノベーション賃貸物件から見る鴨川沿いの緑

2階洋室の窓からの眺望。広い駐車場越しに鴨川沿いの桜並木をのぞみ、開放感と季節の移ろいを感じられます。

2階の窓辺には、リモートワークなどでPC作業や書き物ができるよう、カウンターデスク、電源、オープン棚を備えています。
デスクで仕事中、ふと手をとめて窓の外を見ると、鴨川沿いの木々が目を癒してくれます。

 

京阪の神宮丸太町駅より徒歩2分のリノベーション賃貸物件の寝室

洋室には窓が3つあり、2つは表の通り(東側)、1つは裏の駐車場(西側)に面しているので、日中とても明るい光に満たされます。特に東側に窓が2つあるので、たっぷりの朝日で気持ちよく目覚められそうです。

9.2帖と広さにゆとりがあるので、カウンターデスクがある側をワークスペース、奥側を寝室としてゆるくゾーニングしたり、小さなソファとサイドテーブルを置いて就寝前のくつろぎのスペースを作ったり、暮らし方によっていろいろな使い方や家具のレイアウトができます。

 

京阪神宮丸太町駅近くのリノベーション賃貸物件のLDK

1階のLDK。8.5帖とコンパクトながら、エアコン1台、床暖房、家電を置けるオープン棚、お手入れのしやすいIHコンロ、収納スペースなど、生活に便利な設備がもうけられています。
1階も、表の通り側と庭側の両面に窓がある、明るく風がとおる空間です。

庭の横の扉は洗面脱衣室の入口になっています。

 

三面鏡をそなえた洗面化粧台。鏡の裏が収納になっています。洗濯機置き場の上にはオープン棚があり、洗剤やタオルなど、洗面まわりの小物を置くのに便利です。
家の規模に対して、比較的ゆとりを感じられる洗面脱衣室です。

 

お風呂はシンプルなユニットバスタイプ。3段の棚とカウンターがあり、シャンプー等の置き場に困りません。

 

廊下の奥に位置するトイレ。空間にゆとりがあり、タンクレス+手洗い器がもうけられています。手洗い器横のカウンターの空きスペースと背面のオープン棚は、トイレ回りの小物の置き場に。

 

京阪神宮丸太町駅近くの鴨川東のリノベーション賃貸住宅

玄関から廊下を見て。奥の扉がトイレの入り口です。
手前の下駄箱は固定ではないので、使いやすい位置に移動させることができます。

 

京阪神宮丸太町駅近くのリノベーション賃貸物件

濃いグレーのサイディングとブラックの窓枠、ナチュラルな木のコントラストが印象的なたたずまいの外観。土間にはゆとりがあり、自転車やバイクを停められるので、自転車・バイクを使われるかたに便利です。

一筋西の川端通に出ればすぐ目の前に鴨川がある、自然豊かでのんびりとしたロケーションです。少し足を伸ばせば、平安神宮や美術館、公園などある岡崎エリア、御所(京都御苑)もあり、休日の散歩も楽しめそう。
徒歩5分以内にスーパー、コンビニ、郵便局、スポーツジム、カフェや食事処などがあり、暮らしやすい場所でもあります。

歩いて2分の最寄りの京阪電鉄「神宮丸太町」駅からは、地下鉄が乗り入れる三条駅まで乗車1駅、祇園や四条河原町に近い祇園四条駅まで乗車2駅、さらに大阪方面にもアクセスでき、各方面の通勤に便利です。

 

京阪神宮丸太町駅近くのリノベーション賃貸物件の寝室

鴨川と駅に近く、自然豊かでアクセスの良い場所で、賃貸住宅をお探しのかたに。

神宮丸太町駅2分 鴨川東の家/賃貸

神宮丸太町駅2分 鴨川東の家/賃貸 | 京町家をリノベーションするみやこエステート (miyako-es.jp)

 

天神さんのそば 梅が香(うめがか)の家 物件詳細③

梅の名所、北野天満宮の東に立つ全面リノベーション済の家。
梅のしつらえとともに、京都らしい風情ある街で暮らしたいかたに。

天神さんのそば 梅が香(うめがか)の家

前回のブログ

■初のオープンハウス開催(予約不要)
6/15(土) 13:00-16:00
※駐車場はございません。公共交通機関等をご利用ください。
※恐れ入りますが初回オープンハウス前のご案内は承っておりません。

京都の北野天満宮近くのリノベーション中古物件の廊下と古建具

2階の廊下を見て。廊下をはさんで北側に和室、南側に洋室がある、使いやすい間取りです。
和室と洋室の入口は、それぞれ同じ意匠の古建具をしつらえ、統一感のある空間に。透かし彫りの帯と格子があしらわれた、個性的なデザインです。

京都の北野天満宮近くのリノベーション物件の床の間のある和室

北側の和室。既存の床の間を生かしてリノベーションした、元々の家の趣が残る部屋です。北側も道路に面しているため、バルコニーを通って明るくおだやかな光が舞い込みます。天井は竿縁天井で、端正ですっきりとした印象です。

押し入れは現代の生活スタイルに合わせ、クローゼットに変更。ハンガーパイプが設置されているので、パイプに服を掛け、その下に布団をしまうことができます。
押し入れと天袋の襖紙は壁になじむ淡い色で、さりげなく梅の文様があしらわれています。

 

京都の北野天満宮近くのリノベーション中古物件の洋室

京都の北野天満宮近くのリノベーション中古物件の洋室

南側の洋室は9.1帖のゆとりある広さで、寝室+αとして使えそうな空間。天井に貼られた木材、フローリングや古建具の木部がナチュラルで暖かな部屋です。

クローゼットの横には小さなワークスペースを備えています。カウンターデスクの横にはコンセントが設置されているので、リモートワーク等のパソコン作業をしたり、テーブルライトを置いて就寝前の読書をしたりと、いろいろな使い方ができそうです。

 

北野天満宮

梅の名所、北野天満宮まで歩いて2分。約1500本もの梅が植わる広大な梅苑や、新緑と紅葉の美しいもみじ苑を有し、国内外から多くの人々が訪れます。境内を気軽に散歩できるのも、この場所ならではの楽しみです。

先日撮影に訪れた時はちょうど新緑の時期で、檜皮葺の屋根や古色の木部とみずみずしい緑の色合いが美しく、景色を楽しみながらのんびり散歩する方の姿も見られました。

毎月25日に開催される天神市では、骨董、古道具、食べ物などの出店がずらりとならび、普段とはまた違った活気あふれる雰囲気になります。

上七軒

京都五花街のひとつ、上七軒まで徒歩3分。上七軒は、室町時代、北野天満宮の再建で余った資材を使って7軒の茶屋が建てられたことが始まりと言われています。
石畳の道の両側に、有名菓子店、お茶屋、レストランなどがたちならぶ、京都らしい風情あふれるエリア。また、北野天満宮の近くにも話題の洋菓子店やかき氷の有名店、昔ながらの和菓子店などがあり、散策するだけでも楽しい街です。
お気に入りの和菓子をふらりと買いにいき家で堪能したり、友人とレストランや甘味処で食事やお茶を楽しんだり、そんな暮らしが思い描けます。

 

天神さんのそば 梅が香(うめがか)の家

 

天神さんのそば 梅が香(うめがか)の家 物件詳細②

“天神さん”の愛称で親しまれる梅の名所、北野天満宮から歩いて3分。
梅をしつらえたリノベーション物件の詳細についてお伝えします。

前回のブログ

天神さんのそば 梅が香(うめがか)の家

■初のオープンハウス開催(予約不要)
6/15(土) 13:00-16:00
※駐車場はございません。公共交通機関等をご利用ください。
※恐れ入りますが初回オープンハウス前のご案内は承っておりません。

 

北野天満宮近くの京都のリノベーション中古物件のリビングと和室

初めてこの家をおとずれたとき、ゆとりを感じる広さと、手前から奥にむかって部屋が縦にならぶ昔ながらの空間構成が、とても印象に残りました。リノベーションでは、元々この家が持つこれらの要素を大切に残したプランニングを行いました。

1階は、表の通りから奥にむかって和室・和室(ダイニン)・リビングが縦につらなる間取り。和室の横には玄関土間とキッチンがあり、キッチンとリビングはフローリング敷きで一体感のある空間になっています。

そして、元の家の趣を残しながらも広々とした空間にリズムが生まれるよう、和室2室はリビング・キッチンよりフロアレベルを上げることで、小上がりのような空間にしています。

 

京都の北野天満宮近くのリノベーション中古物件の和室と襖

京都の北野天満宮近くのリノベーション中古物件の和室と古建具

それぞれの部屋は古建具で仕切られていて、開け閉めによっていろいろな過ごし方ができます。和室-和室(ダイニング)と、和室(ダイニング)-リビングの古建具はそれぞれ壁に引き込める仕様。

たとえば、普段は全ての建具を開けて家族でゆったり過ごす、ご近所さんが来られたときは一番手前の和室で建具を閉めて気兼ねなくおしゃべりする、友人が止まりにきた時は和室2室を客間にするなど、暮らし方によって、空間の変化を楽しめます。

古建具は、いつもお世話になっている京都の古建具店で、膨大な古建具の中から意匠や状態を一枚一枚吟味して選んだものをしつらえています。
どの古建具もガラスや障子、木部の組み合わせに個性があり、大きなインテリアのように暮らしを彩ってくれる存在です。

 

京都市上京区の北野天満宮近くのリノベーション物件のリビング

京都市上京区の北野天満宮近くのリノベーション物件のリビング

和室からフロアレベルが一段さがったリビング。天井高が約3mもある、とても伸びやかな空間です。坪庭に面した窓と、階段上の窓から光が舞い込みます。
北側も道路に面し、さらに減築により坪庭がつくられたことで、リビングには一日中やわらかな光が射しこみ、心地よく過ごせそうです。
リビングには床暖房とエアコン1台が設置されているので、快適に暮らしていただけます。

天神さんのそば 梅が香(うめがか)の家

 

天神さんのそば 梅が香(うめがか)の家 物件詳細①

新規物件「天神さんのそば 梅が香(うめがか)の家」を掲載いたしました。

天神さんのそば 梅が香(うめがか)の家

前回のブログ

■初のオープンハウス開催(予約不要)
6/15(土) 13:00-16:00
※駐車場はございません。公共交通機関等をご利用ください。
※恐れ入りますが初回オープンハウス前のご案内は承っておりません。

 

リノベーション物件近くの北野天満宮と新緑

上京区に位置し、“天神さん”の愛称で親しまれる北野天満宮。

学問の神様・菅原道真を主祭神とする北野天満宮は、菅原道真に縁のある約50種1500本もの梅が植わる広大な梅苑を有する、京都有数の梅の名所です。

梅だけではなく新緑や紅葉が見られるもみじ苑も美しく、また毎月25日には骨董や古道具などがならぶ縁日が開かれるなど、国内外から多くの人々が訪れています。

梅が香の家は、北野天満宮の東門から東へ歩いて3分ほどの場所に立つ物件です。(2024年5月全面リノベーション済)

 

京都の北野天満宮近くのリノベーション物件の和室と唐紙

京都のリノベーション物件の京唐紙の襖

リノベーションにあたり、この家が北野天満宮のそばに立つことから、梅のしつらえを取り入れたプランニングを行いました。

ひとつめのしつらえは、大小梅の丸の京からかみ襖。

1階の表の通りに面した和室に、大小梅の丸という文様の襖が4枚あしらわれています。梅の木を丸くたわめた、格式高さの中に親しみやすさを感じる文様です。

梅の文様はいくつか種類がありますが、その中でも梅の花の造形がしっかりと表現された、華やかな文様を選んでいます。一方で、襖が4枚と面積が大きいことから、原紙(襖紙)と摺り色は主張しすぎずに家に溶けこむよう、原紙は左官の塗り壁に似た色、摺り色は素朴な雲母(キラ)を組み合わせています。

格子越しの光をうけて文様が静かにかがやく様子は、アート作品のようです。
唐紙は、いつもお世話になっている京からかみの老舗・丸二さんに作成していただきました。

京からかみ 丸二

 

北野天満宮近くのリノベーション物件の坪庭に植えた白梅

ふたつめのしつらえは、坪庭の白梅。

減築により新たにもうけた坪庭の一番手前に、白梅を植えています。

家の中に光と風を取りこむため、元々は増築により暗く閉ざされていた北側奥を一部減築し、坪庭をもうけました。そして、京町家等の坪庭の造園を長らくお願いしている庭師のかたとともに現地を訪れ、この家のコンセプトや、家の中からの坪庭の見え方などについて打ち合わせを行い、坪庭のプランニングを進めました。

この家のシンボリックな存在となる白梅は、家の中から見えやすいよう一番手前に配しています。梅を際立たせながらも奥行きが感じられるよう、雪見灯篭や延べ石を配した、控え目で趣ある坪庭です。
濃色の焼杉板塀を背景に、白梅の花が映える様子が目に浮かびます。

 

北野天満宮近くのリノベーション物件の和室と梅の襖

みっつめのしつらえは、2階北側の和室の襖。

収納の戸に、“梅花”と名付けられた、梅の花と枝が描かれた襖を使っています。

既存の床の間を再生した、元の家の姿を色濃く残す和室。北側も道路に面しているので、バルコニーから光が射しこむ明るい部屋です。
現代の生活スタイルにあわせて、和室ですが押し入れをクローゼットをそなえています。元々あった天袋にも、クローゼットと同じく梅花の襖をしつらえています。

寝室、書斎、客間など、さまざまな使い方ができる、明るく居心地の良い空間です。

天神さんのそば 梅が香の家

 

学生のまち 吉田の家/PJ リノベーションプランの打ち合わせ②

京都大学の広大なキャンパスがあり、文教地区として知られる左京区の吉田に建つ、間口が広い家。リノベーションプランの打ち合わせを重ねています。

前回のブログ

吉田の家の最大の特徴は、広い間口。その開放感を生かすため、庭に面して大きな開口部をもうけるとともに、庭をのぞむキッチンとダイニングテーブルを設置するプラン案を検討しました。

写真は弊社リノベーション物件のキッチンとダイニングテーブル。
この物件も広い間口を生かして、キッチンとダイニングテーブルを横並びに造作しました。
御前四条上るの家

吉田の家も、この物件のようにキッチンとダイニングテーブルが並ぶようレイアウトする予定です。
キッチンで料理や洗い物の途中、食事中、コーヒーを飲みながら一息つくとき、ふと視線を上げると、大きな開口部から見える庭の緑が目をいやしてくれます。ダイニングテーブルがすぐ横にあるので、配膳や片付けも楽です。
また、開放感を最大限に生かすため、キッチン上部に吊戸棚は設置せず、そのかわりにキッチンとテーブルの背面に容量の大きい収納をもうけるプランニングです。

※誠に恐れいりますが、販売開始前の物件の詳細についてはお答えいたしかねます。何卒ご了承ください。

寺社仏閣のそばの家 リノベーションの様子④

有名な寺社仏閣の近くに立つ家。
リノベーションの様子をお伝えします。

前回のブログ

 

リノベーション工事も大詰めをむかえ、坪庭の造園も終えました。
今回のリノベーションでは、建物の奥を一部減築して、坪庭をもうけています。

この家の坪庭の構想は、まず、シンボルとなる庭木を決め、その庭木を中心とした坪庭を描くところから始まりました。
京町家などの坪庭の造園で長らくお世話になっている庭師のかたとともに現場をおとずれ、主役となる庭木、物件のコンセプト、坪庭全体のイメージを伝えながら、どのような坪庭をつくるか打ち合わせを行いました。

京都の寺社仏閣そばのリノベーション物件の坪庭

シンボルとなる庭木は坪庭の中心となるよう、一番手前に配しています。その奥には雪見灯篭が控え目に佇み、シンボル的な庭木と調和する木々や、みずみずしい苔が植わり、涼やかで趣を感じられる空間に。手前から奥にむかって敷かれた延べ石と自然石は、リズム感と奥行きを生み出しています。

家の中にいながら、豊かな自然と移りゆく季節を楽しめる暮らしになりそうです。

 

※誠に恐れいりますが、販売開始前の物件の詳細についてはお答えいたしかねます。何卒ご了承ください。

学生のまち 吉田の家/リノベーションプランの打ち合わせ

京都大学や鴨川が近く、学生街のにぎやかさと自然豊かで穏やかな空気感をもつ、左京区の吉田。
吉田に立つ家の、リノベーションプランの打ち合わせを行いました。

学生のまち 吉田の家/project

京都大学や鴨川近くの左京区の物件の型ガラス

吉田の住宅街に立つ、今では見ることが少なくなった型板ガラスがふんだんに使われた、ノスタルジックな雰囲気が残る建物。
この物件の一番の特徴は、とても広い間口です。間口を生かした家になるよう、建築士とリノベーションプランについてさまざまな意見を交わしました。

今回のリノベーションの主軸は、間口の広さがもたらす開放感を生かすこと。そのため、庭に向かって大きく開口部を取れるよう、窓周りのデザインを特に重視しています。

視覚的な開放感はもちろん、心地よく暮らすためには、通風や採光といった窓が持つ他の機能も重要です。庭が最もきれいに見えるのは幅広のFIX窓ですが、風が通るよう、ある程度の幅で開閉できる窓も必要になります。

開口部をどうデザインすれば良いか、窓のサイズや位置、開閉の有無や方法などについて、いろいろなパターンについて意見を出し合い、リノベーションプランが固まっていきました。

※誠に恐れいりますが、販売開始前の物件の詳細についてはお答えいたしかねます。何卒ご了承ください。

学生のまち 吉田の家

現在、リノベーションのプランニングを進めている物件があります。

京都大学のキャンパスがある学生のまち、吉田の家です。

 

鴨川デルタ

左京区の南西にひろがる、吉田のまち。
その大半を京都大学の吉田キャンパスが占め、学生街として知られています。

すこし歩くと鴨川がゆったりと流れ、鴨川デルタや飛び石で学生さんが思い思いに憩うすがたをよく見かけます。
アカデミックな趣と、自然豊かでのんびりとした空気感に満ちたエリアです。

物件は、京都大学と鴨川の近くにたたずむ一軒の家です。
学生街ならではの活気あふれる大通りから少しはいった、落ち着いた家々がならぶ場所に位置しています。

京都大学と鴨川に近いというロケーションだけでなく、建物自体も特徴的な魅力を持っています。その魅力を生かしたリノベーションプランを検討中です。

これからリノベーションの様子をブログでお伝えしていきます。

※誠に恐れいりますが、販売開始前の物件の詳細についてはお答えいたしかねます。何卒ご了承ください。

寺社仏閣のそばの家 リノベーションの様子③

有名な寺社仏閣のほど近くにたたずむ家。
リノベーションの様子をお伝えします。

前回のブログ

 

京都のリノベーション物件にしつらえる古建具

この家にしつらえる古建具を探しに、設計士とともに、いつもお世話になっている古建具店をおとずれました。
倉庫の外にまで所せましと並べられた、膨大な枚数の古建具たち。いつおとずれてもその光景に驚きます。

寸法も意匠も多様な古建具。この大量の古建具の中から、寸法、意匠、用途など、物件に合うものを時間をかけて探します。条件が合う古建具を外に運び出し、さらに状態をみて、設計士や職人と意見を交わしながら、物件にしつらえるものを選んでいきます。

 

京都のリノベーション中古物件にしつらえる古建具

大量の古建具のなかから選んだのは、とても印象的なたたずまいの開き戸。草や枝のような模様が入ったガラスと、網代があしらわれた、雰囲気のある意匠が目を引きました。
同じ意匠の建具が2枚見つかったので、2枚ともこの物件にしつらえ、雰囲気と統一感のある空間にリノベーションしていきます。

 

※誠に恐れいりますが、販売開始前の物件の詳細についてはお答えいたしかねます。何卒ご了承ください

寺社仏閣のそばの家 リノベーションの様子②

歴史ある寺社仏閣のほど近くに建つ家。
リノベーションの様子をお伝えします。

前回のブログ

 

物は奥行きが長くゆとりがあり、ゆったりと過ごせる広さ。
この家の元々の趣を大切にしながら、広さを生かして、段差をもうけた緩急のある空間にリノベーションします。

段差部分には壁の手前に引き込める建具を設けます。
普段は建具を引き込んで小上がりとして過ごしたり、うたた寝をするときや来客があるときは建具を閉めて空間を区切ったり。建具の開閉によって、自由な暮らしかたができる空間になります。

たとえば下の2枚の写真は、以前弊社でリノベーションを行った、二軒ならびの京町家。室内に段差があることで、空間に奥行きが生まれています。

(写真/弊社リノベーション 二軒ならびの京町家 東棟西棟

京都のリノベーション織屋建京町家物件の板間と和室

 

襖には、この家が建つ土地の歴史や、近くにある寺社仏閣にちなむ京からかみをしつらえる予定です。

原紙、文様、摺り色の組み合わせかたによって、多様な風情を醸すからかみ襖。
特に原紙は面積が大きく、空間全体の趣に大きく影響します。そのため、現場に数百枚の原紙のサンプルを持ち込み、光の入りかたや空間の雰囲気を見ながら、原紙を選んでいます。

たとえば下の2枚の写真は、弊社がリノベーションを行った、明治時代の京町家と上京区の京町家。どちらの町家にも京からかみの襖をしつらえています。

京都のリノベーション京町家物件の京からかみの襖と和室

この写真は、家の奥に位置する座敷への入り口にしつらえた襖。格式高さと親しみを併せ持つ、光悦桐の文様です。
摺り色の雲母(きら)が、光の当たり方や見る角度によって異なる表情を見せる、趣ある襖。原紙は空間に馴染むよう、周囲の塗り壁に似た色を選んでいます。

(写真/弊社リノベーション 明治時代の京町家

 

下の写真は、収納の扉にしつらえた襖。文様は、この町家が建つ地域の歴史にちなむ光琳松。小さな松たちがあつまってひそひそ話しているような、ユーモラスな文様です。
摺り色は、文様を際立たせながら町家の空間に合う、抹茶のような深い緑。からかみの企業のかたと相談をしながら選んだ色です。

(写真/弊社リノベーション 上京区の京町家

 

※誠に恐れいりますが、販売開始前の物件の詳細についてはお答えいたしかねます。何卒ご了承ください