まもなくリノベーションが完了する京町家の様子を掲載いたしました。
静かな道にたたずむ2階建の京町家です。
写真は2階の洋室。思い切ってワンルームにして、勾配天井で開放感を高め、広い空間でのびやかに過ごせるようにしました。両面に設けた窓からは、心地よい風が通りぬけていきます。古色の引き違い戸の奥にはウォークインクローゼットがあり、十分な収納スペースを確保しています。
窓辺にもうけたカウンターテーブル。壁にコンセントを設置しているので、ワークスペースにしたり、インテリアを飾って楽しむことができます。

1階の様子。奥まった場所にあるキッチンは濃いブルーを選び、さりげないアクセントとなるようにしています。背面には食料品のストックや食器を収納できる扉付きの収納棚を造り付けました。
棚上には坪庭の緑を切り取るピクチャーウィンドウのような窓があり、キッチンからふと坪庭を見たときに視界に入る緑が、目を癒してくれます。

1階の天井には涼しげなヨシベニヤをあしらっています。ヨシの風情を邪魔しないよう、照明は圧迫感の少ない小型のダウンライトを多用しています。

その他、外観は既存の下地窓や格子を再生するなど、もともとの意匠をなるべく再現し、昔からの家並みを保全しています。
リノベーションが完了しましたらウェブサイトにてお知らせいたします。
JR線、地下鉄烏丸線、近鉄京都線、新幹線が乗り入れる京都駅より歩いて約12分。交通アクセスの良さが魅力の物件です。京都府外へ通勤・通学される方はもちろん、駅前には京都市バスのターミナルもあるので、市内各地への移動にも困りません。

七条通や堀川通などの幹線道路のほど近くでありながら、周囲には落ち着いた家並みが続いています。
物件は、賀茂川の西、北大路通と加茂街道の交差点のそばに建っています。
建物は一部内部解体をしています。店舗部分として使われていた広い土間が特徴です。老朽化につき改装が必要ですが、広い建延や土間、賀茂川をのぞむ眺望を生かして、どのようにリノベーションするか想像がふくらみます。
家の第一印象となる玄関。建延に対して広い玄関が特徴です。


哲学の道の近くという環境で、コンパクトに暮らしたい方、アトリエやギャラリーを持ちたい方、京町家を自分好みにリノベーションしたい方におすすめの物件です。