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京都の文化と芸術の街・岡崎に建つ、猫用ドアやキャットウォークのある家。
物件の詳細についてお伝えします。
平安神宮の大鳥居がそびえたつ、左京区岡崎の街。
かつて、平安時代に院政が執りおこなわれた白河殿や、六勝寺などが造営された、歴史ある地です。その後、明治時代より琵琶湖疎水の整備や、平安京の大内裏の一部を再現した平安神宮の建立にはじまり、現存する日本最古の公立美術館や図書館、音楽ホールなどが建築され、現在に至ります。
街の多くの部分を寺社仏閣や美術館、公園などが占めるため、住戸数が多くないエリアでもあります。
琵琶湖疎水の両岸には桜が植わり、東の方角を見ると東山連峰がそびえたつ、自然豊かな環境。周囲の美術館や図書館は日本の著名な建築家によって設計されたものも多く、建造物の美しさも目を引きます。
四季を通じて、建築と自然が織りなす絵画のような景観が広がっています。
名所旧跡や文化施設が集積するロケーション、絵画のような美しい景観、三条や祇園界隈へのアクセスのしやすさから、居住地としても観光地としても、京都府外の方からも人気が高いエリアです。
岡崎の街の一部は、その文化的・歴史的背景から、文化財保護法により、重要文化的景観に指定されています。
「猫と暮らす岡崎の家」は、重要文化的景観に指定された範囲内にたたずんでいます。
平安神宮の東、緑が多く閑静な道を進んだ先の、ゆったりとしたT字路の突き当りに建つ家。北側の道路の幅員が約5.7mと広く、また建物の高さが制限されている低層住居専用地域に位置するため、とても開放感のある環境が広がっています。
以前のオーナーが猫を飼われていたのか、この家には、猫のための様々なしつらえが造られています。
2階の廊下と南側和室の間の壁には、猫用ドアが。小さな四角い木枠には、猫が頭で押し開けられる、とても軽い木製ドアが取り付けられています。
南側和室はバルコニーと収納をそなえていて、寝室に適した部屋。夜に眠る時や朝に目覚めた時、この小さなドアから寝室と廊下を行き来していたのかもしれません。
廊下から北側和室の横に、とても細い廊下のように、キャットウォークが延長しています。
キャットウォークは北側和室につくられた床の間のような空間へ続く、ユニークな構成です。
階段の途中にある、奥まった小窓。
ちょうど猫が寝そべって過ごせそうな奥行きがあり、窓の外には近隣の緑と邸宅をのぞむ、借景の眺望が広がっています。窓辺でまどろむ猫の姿が目に浮かぶようです。
ゆったりとした玄関を見て。
間口が約5.4mと広いため、家の規模に対してゆとりのある玄関になっています。靴箱や傘立てを置いても、窮屈さを感じることはなさそうです。
正面の扉はLDK、右手の扉はトイレへと続きます。
変則的なかたちがユニークなLDK。奥の掃き出し窓の外には南向きの明るい庭があり、暖かい光のそばでくつろげる空間です。
この家の特徴のひとつが、窓の多さ。LDKだけでも、庭側、キッチン前、キッチン横と、3か所に窓があります。
家のあちこちにある窓は、その多くから緑をのぞみます。ふと窓の外に目をやると、木々や山々が心を癒してくれます。
2階の北側和室、南側和室、南側和室からアクセスする天井収納。
和室はそれぞれ5.7帖と5.4帖の広さがあり、明るく、収納スペースを備えている、使い勝手の良い空間です。天井収納は約8.1帖もの広さがあり、東西南北すべての方角に面して窓を備えています。
たとえば、北向きのおだやかな光が射し、T字路の開放的な眺望が広がる、落ち着いた雰囲気の北側を書斎に、バルコニーと天井収納のある南側を寝室にしたり、思い切ってワンルームにしてベッド+パーソナルチェアとローテーブルを置き、ホテルのようなゆとりの空間にしたり。どんな風に過ごすか、リノベーションの想像がふくらみます。
猫と一緒に暮らしたいかた、岡崎に住まいをお探しのかた、京都に滞在する時のセカンドハウスにしたいかた、自分好みの家リノベーションしたいかたに。
どうぞお気軽にお問合せください。