造作ソファの生地選び

先日、リノベーション物件の造作ソファの生地選びを行いました。

京都のリノベーション中古物件の造作ソファの生地サンプル

写真は、今回の生地選びで使用したソファの生地サンプルの一部です。

まず生地の大枠は家の雰囲気に合わせて、素材は暖かみのあるファブリック、色は主張しすぎず空間に溶けこむベージュ~グレージュに決定。
ソファ横にはサイドテーブルを兼ねた木肘を造作するので、木部との調和も考慮しながら、上記の条件に合う生地サンプルの中から生地を選びます。

一見、質感・色味が似た生地でも、実際に手に取って見比べるととその質感はさまざま。生地の表情・滑らかさ・厚み、雰囲気、光による色の見え方、木部とのなじみ方等を比較しました。

最終的に、素朴ながらも表情があり、ふっくらとした質感の生地に決定。
部屋に溶けこみながらもインテリアのように空間の質を高めてくれるソファになりそうです。

※誠に恐れいりますが、販売開始前の物件の詳細についてはお答えいたしかねます。何卒ご了承ください。

”灯り”がテーマの家 照明器具選び

以前より進めている、”灯り”をテーマにしたリノベーション。
夜に家に帰ると、あたたかな照明の灯りに出迎えられ、ほっと一息つく。
暮らしに寄りそってくれる灯りに囲まれる、そんな家です。

前回のブログ

現在、この家とコンセプトに合う照明器具を選定中です。

灯りをコンセプトにしたリノベーション中古戸建住宅の照明器具の選定

家に帰ると出迎えてくれる灯り、リビングでくつろぐ時にそばにある灯り、眠るときにやわらかく照らしてくれる灯り。
それぞれの空間の広さや用途、そこでどんな時間を過ごすかを考え、それらに合う照明器具を選ぶため、ショールームや店舗に足を運んでいます。

照明が空間にもたらす趣や、光の質感・広がりかたは、照明器具自体のデザインはもちろん、透明ガラス・乳白ガラスや樹脂など、シェードの素材によっても大きく変わります。また、消灯時の雰囲気や美しさも、照明器具によってさまざま。

国内/海外製品を扱うショールームや店舗で、点灯時・消灯時両方の照明器具の雰囲気を見ながら、この家に合う”灯り”をひとつずつ選んでいきます。

※誠に恐れいりますが、販売開始前の物件の詳細についてはお答えいたしかねます。何卒ご了承ください。

学生のまち 吉田の家/PJ リノベーションプランの打ち合わせ③

京都大学の広大なキャンパスがあり、落ち着いた時間が流れる吉田の街。
広い間口が特徴的な家のリノベーションプロジェクトです。

前回のブログ

設計士と何度も打ち合わせを重ね、ようやくリノベーションのプランニングが固まりました。

この家の中心となるのは、LDK。
まずダイニング・キッチンには、この家の特徴である間口の広さを生かして大きな開口部をもうけて、開放感のある空間に。窓に向かって対面キッチンを配置し、キッチン横には大きなダイニングテーブルを造作します。
壁一面の窓がもたらす開放的な空気を感じながらキッチンで料理をし、家族や友人らとダイニングテーブルを囲んで食事を楽しむ。そんなゆとりある暮らしが思い描けます。

(イメージ写真:弊社リノベーション物件 御前四条上るの家

 

リビングには、テレビ台を兼ねた大きな壁面収納を造作。壁面収納は扉付きの箇所とオープンな箇所があり、見せたいものと隠したいものを分けてそれぞれのスペースに収納することができます。
インテリアのディスプレイ棚としての機能と、収納スペースとしての機能の両方を備えた収納棚です。

(イメージ写真:弊社リノベーション物件 二軒ならびの京町家/西棟

物件の近くには京都大学のキャンパスや鴨川があり、アカデミックでのんびりとした空気が流れるエリア。そんな吉田のまちに溶け込むような、落ち着いて過ごせる家になるようリノベーションをすすめていきます。

※誠に恐れいりますが、販売開始前の物件の詳細についてはお答えいたしかねます。何卒ご了承ください。

 

新規リノベーション

現在、新規リノベーションを進めています。

リノベーションのテーマは、”灯り(あかり)”。
住む人の生活に寄りそう、くつろげるライティングをコンセプトの核としてプランニングする家です。

仕事で忙しい毎日。夜、暗い道を歩いて家に帰ると、あたたかな灯りに出迎えられて、ほっと一息つく。さまざまな質感の灯りに囲まれて、リラックスして一日の疲れをいやす。
そんな、灯りにこだわった家にリノベーションしていきます。

 

※誠に恐れいりますが、販売開始前の物件の詳細についてはお答えいたしかねます。何卒ご了承ください。

学生のまち 吉田の家/PJ リノベーションプランの打ち合わせ②

京都大学の広大なキャンパスがあり、文教地区として知られる左京区の吉田に建つ、間口が広い家。リノベーションプランの打ち合わせを重ねています。

前回のブログ

吉田の家の最大の特徴は、広い間口。その開放感を生かすため、庭に面して大きな開口部をもうけるとともに、庭をのぞむキッチンとダイニングテーブルを設置するプラン案を検討しました。

写真は弊社リノベーション物件のキッチンとダイニングテーブル。
この物件も広い間口を生かして、キッチンとダイニングテーブルを横並びに造作しました。
御前四条上るの家

吉田の家も、この物件のようにキッチンとダイニングテーブルが並ぶようレイアウトする予定です。
キッチンで料理や洗い物の途中、食事中、コーヒーを飲みながら一息つくとき、ふと視線を上げると、大きな開口部から見える庭の緑が目をいやしてくれます。ダイニングテーブルがすぐ横にあるので、配膳や片付けも楽です。
また、開放感を最大限に生かすため、キッチン上部に吊戸棚は設置せず、そのかわりにキッチンとテーブルの背面に容量の大きい収納をもうけるプランニングです。

※誠に恐れいりますが、販売開始前の物件の詳細についてはお答えいたしかねます。何卒ご了承ください。

新規プロジェクト 学生のまち 吉田の家

新規プロジェクト「学生のまち 吉田の家」を掲載いたしました。
京都大学のある学生街、吉田に建つ家のリノベーションプロジェクトです。

学生のまち 吉田の家/Project

 

京都大学そばの中古物件近くの鴨川デルタ

吉田は、左京区の南西に広がる地域です。
その大半を京都大学の吉田キャンパスが占める学生街で、京都市内有数の文教地区として知られています。

日々多くの学生さんが行き交い、学生街らしい活気のある吉田。
明治時代創立の歴史を持つ京都大学。キャンパス内には明治~昭和初期の希少な建物が残されて、大学の周辺にはレトロな佇まいの昔ながらの食堂や書店、昭和初期から続くベーカリー&カフェ進々堂があります。
少し歩い賀茂川と高野川の合流地点となる鴨川デルタでは、川辺や亀石で自由にくつろぐ学生さんのすがたを見かけます。
アカデミックで自然豊か、どこかノスタルジーを感じる街です。

物件は、吉田の街の大通りから少し入った、落ち着いた住宅街に位置しています。
間口がとても広い、特徴的な建物です。
この広い間口ならではの開放感を残しながら、吉田のまちに溶け込むような、居心地の良い家にリノベーションしていきます。

リノベーションの様子はこちらのブログにて随時掲載してまいります。

※誠に恐れいりますが、販売開始前の物件の詳細についてはお答えいたしかねます。何卒ご了承ください。

 

宮川町そばの京町家 物件詳細②

花街宮川町へ通りぬける路地にたたずむ京町家です。
(2023年7月全面リノベーション済)

前回のブログ

宮川町そばの京町家

 

■初のオープンハウス開催(予約不要)
7/29(土)・30(日) 14:00-16:00
※駐車場はございません。公共交通機関等をご利用ください。
※恐れ入りますが初回オープンハウス前のご案内は承っておりません。

 

京都の花街の宮川町そばのリノベーション京町家物件の縁側と坪庭

京都の祇園と鴨川近くのリノベーション京町家物件の坪庭

小さな灯篭の坪庭をのぞむ縁側。
天井に貼られた葦の板と透明ガラスの照明が、端正で涼やかな印象を醸しています。

縁側が余白となって建物の内と外をゆるやかにつなぎ、空間にゆとりが生まれます。

 

京都の祇園南のリノベーション京町家物件の縁側

奥の建具も、この家に調和するよう、設計士と打ち合わせを重ねて意匠を考えた新設建具です。

洗面脱衣室の建具と似た意匠で統一感がありながら、洗面脱衣室の建具が横桟なのに対して縦桟にすることで、少し異なる趣になっています。

 

京都の祇園と鴨川近くのリノベーション京町家物件の階段

京都の鴨川と祇園の近くのリノベーション町家物件の階段てすり

階段と2階のホール。
階段手摺は京町家によく見られる意匠で造作しています。

2階はもともと3室の続き間でしたが、寝室を2室確保し、それぞれに独立性をもたせるため、真ん中の部屋をホールに変更しています。

ホールは広さにゆとりがあるので、トイレを備えています。

 

京都の鴨川と祇園近くのリノベーション町家物件の舞良戸

ホールをはさんで向かい合う2つの洋室の洋室の入口は、2枚組の舞良戸を1枚ずつしつらえています。透かし彫りの帯が美しい古建具です。

 

京都の祇園と鴨川近くのリノベーション町家物件のバルコニーのある洋室

京都の祇園と鴨川近くのリノベーション町家物件のバルコニー

バルコニーからは路地中とは思えない明るい光が差し込み、視線が遠くへぬけていきます。

2階の洋室2室はどちらも既存梁をあらわした勾配天井で、伸びやかな空間になっています。どちらもクローゼットをそなえているので、寝室としてお使いいただけます。

 

京都の鴨川と祇園の近くのリノベーション町家物件の洋室とカウンターデスク

京都の祇園と鴨川近くのリノベーション町家物件のカウンターデスク

洋室。クローゼットの舞良戸が空間のアクセントになっています。

クローゼット横には、電源と棚をそなえたカウンターデスクが造り付けられています。リモートワーク、読書、インテリアのディスプレイなど、いろいろな用途に使えるスペースです。

窓の外には、これからすだれをしつらえます。
いつもお世話になっている、東山にある「伊吹すだれ店」さんに素材や色味、大きさなどを相談し、作っていただいたすだれです。祇園のお茶屋や料亭などのすだれを数多く手がけていらっしゃいます。

 

宮川町そばの京町家

 

宮川町そばの京町家 物件詳細①

祇園の南。
鴨川のほとりに広がる、京都の五花街のひとつ、宮川町。
宮川町の風情ある石畳の道へと続く、京町家がならぶ静かな路地があります。

この路地にたたずむ一軒の京町家をリノベーションしました(2023年7月全面リノベーション済)。

物件の詳細について、数回にわたりお伝えします。

宮川町そばの京町家

宮川町そばの京町家/project

 

■初のオープンハウス開催(予約不要)
7/29(土)・30(日) 14:00-16:00
※駐車場はございません。公共交通機関等をご利用ください。
※恐れ入りますが初回オープンハウス前のご案内は承っておりません。

 

京都の祇園南のリノベーション町家物件の外観と路地

祇園南のリノベーション京町家物件近くの新宮川町通

建仁寺の南、六波羅蜜寺の西、鴨川の東。

寺社仏閣や名所に囲まれ、祇園にもほど近いこの場所に、知らずに通りすぎてしまうほどひっそりとした路地があります。

路地は宮川町の石畳の道へぬけられます。お茶屋や割烹がたちならび、風情ある景観を見ることができます。

路地の両側には出格子の京町家が軒をつらね、消えゆく昔の京都の家並みが残されています。

 

祇園南のリノベーション済京町家物件の玄関とミセノマ

最初にこの町家をおとずれたとき、町家が軒をつらねる路地の景観、一列三室型の町家の原型をとどめる空間構成、建物が持つ趣や空気感、それらを全て大切に残したいと思い、このリノベーションプロジェクトを始めました。

この町家の元々の外観や間取りを再生・保存しながら、現代の生活様式をどう調和させるか、何度も現場を見て検討をかさね、プランニングを行いました。

外観は、建築当時の姿を推測して再生。内部は、間取りや水回りの位置をほぼ変えずに、新建材をすべて取り払い、リノベーションしています。

 

京都の宮川町近くのリノベーション京町家物件の格子

リノベーション前、この町家の意匠は簡易なアルミの平格子と腰壁でした。

路地に出格子を有する町家が多く立ち並んでいることから、おそらくこの町家も他の町家と同時期に、出格子を有する同じ意匠で建築された後のち、軒先に増築され、出格子が撤去され、平格子と腰壁に変わったのだと推察しました。

そこで、リノベーションにより増築部分を減築し、アルミの格子を取り払い、周囲の京町家と意匠を合わせた出格子を造作。

減築により床面積は減少しますが、家並みを再生することを優先しました。

 

出格子に面するミセノマは、三畳ほどの小さな空間です。

LDKの延長として過ごす空間、ご近所の方との語らいのスペース、荷物の受け取り場など、暮らしの余白になるゆとりです。

北山杉の床柱には、これから花釘を取り付けます。家に帰ってきたとき、お客さんを招いたとき、床柱に飾られた花が出迎えてくれます。

 

京都の鴨川東のリノベーション町家物件の古建具のゆらゆらガラス

ミセノマとLDKの間は、ガラス入りの障子戸で仕切られています。

自社で保管していた古建具なのですが、状態が良くてデザイン性も高く、リノベーションのプランニング中に、この場所に合うのではと思い、しつらえました。
古建具を透明ガラスなので視線と光がさえぎられず、視覚的にLDKとのつながりを感じられ、路地からの光を通してくれます。

ガラスは、大正~昭和に造られたとされる、独特のゆがみを持つゆらゆらガラス。ガラス越しに見える景色がゆらめく様子に、手仕事ならではの趣を感じます。

 

京都の祇園南のリノベーション町家の玄関

京都の宮川町近くのリノベーション京町家物件のレトロ照明

玄関のペンダント照明は、祇園の三浦照明を訪れたときに見つけたもの。
とてもかわいらしいフォルムに一目で惹かれ、リノベーション物件に取り付けようと保管していたものです。

主張しすぎないけれど印象的な佇まいが、建物に入ったときに最初に目にする玄関に合うと考え、この場所に設置しています。

 

京都の鴨川と祇園の近くのリノベーション町家物件の玄関

京都の宮川町そばのリノベーション京町家物件の土間と一二三石

三和土調の土間に一二三石を散らした玄関。

一二三石(ひふみいし)とは、修学院離宮の隣雲亭の土間に見られる意匠で、小石がひとつ、ふたつ、みっつと寄せて散りばめられています。

玄関は、ミセノマとキッチン(かつての通り庭)へと続く両方の入口を残してリノベーションしています。キッチンへと続く正面の建具は、今回のリノベーションで、町家の趣やしつらえた古建具と調和する意匠で造作した新しい建具です。

 

京都の祇園の南のリノベーション町家物件のLDK

LDKとミセノマを見て。

3室が縦にならぶ一列三室型の空間構成を残しながら、現代の生活様式に合わせてリノベーションしています。
縁側に面する一番奥の部屋は、元は建具で仕切られた座敷でしたが、リノベーションにより建具を取り払い、風情を残しながらも使いやすい空間になっています。

エアコン1台(リビング)、床暖房2か所(ダイニング、キッチン)を設置済みなので、今の季節から快適に暮らしていただけます。

柱と梁、畳、建具、格子。直線で構成された町家の美しさが感じられます。

 

京都の祇園南のリノベーション京町家物件のキッチンと収納棚

キッチンと造作収納。
体積が大きいので、主張が激しくなく空間に溶け込む色柄や質感を選定しています。

キッチン扉はとても控え目な木目。キッチン前のタイルは、塗り壁、フローリング、造作棚、柱、建具など、色味が異なる木部に馴染むシンプルな白。造作収納は端正な木目で、着色していないため、素木のナチュラルさが残っています。

上下の造作収納の間には家電用のコンセントをそなえ、電子レンジや炊飯器などを置けるようになっています。
また、収納の容量が大きいので、食器、カトラリー、食材など、ダイニング・キッチンまわりの品々はもちろん、日用品のストックなど、リビングの小物の収納としても使えます。

掃除機や季節の家電などの大きいものは、LDKの階段横に背の高い収納があるので、そちらに収納していただけます。

 

京都の祇園と鴨川近くのリノベーション町家物件の雪見障子と坪庭

縁側に面する畳のリビング。
雪見障子の向こうには坪庭をのぞみます。

雪見障子は左手の壁の外側に引き込めるようになっています。

自然光を取り込む、雪見障子から坪庭をのぞむ、障子を下ろして落ち着いた空間にする。
一日のなかで時間帯や過ごし方によって、光の取り込み方を変えることができる、くつろぎの空間です。

 

京都の祇園の南のリノベーション町家物件の縁側と洗面室の建具

縁側には、洗面脱衣室へと続く扉があります。

キッチン横にも洗面脱衣室の入口があり、キッチン⇔洗面脱衣室⇔縁側と行き来できる、回廊のようになっています。

元々ここには建具はなく、奥はオープンな(おそらく脱衣所を兼ねた)洗濯機置き場になっていました。リノベーションにあたり、プライバシー性を確保しつつ、回廊のように行き来できる構成を残すため、壁ではなく建具をしつらえています。

建具はこの町家と古建具に調和する意匠で建築士が設計した、新設の建具です。桟の位置やガラスのサイズなど、修正を重ねこのデザインに至りました。

 

宮川町そばの京町家

 

宮川町そばの京町家/project リノベーションの様子③

宮川町のそば、古い家並みがのこる静かな路地にたたずむ京町家。
まもなくリノベーション完了をむかえます。

前回のリノベーションの様子はこちら

宮川町そばの京町家/project

 

京都の宮川町近くのリノベーション京町家物件の格子

出格子の京町家が軒をつらね、かつての京都の町並みが残る路地。
この京町家も元々は周囲と同じように出格子を備えていたと思われますが、時代とともに軒下に増築され、簡易なアルミの平格子になっていました。

今回のプロジェクトでは、消えゆく京都の家並みを再生するため、増築部分を減築し、出格子を再生しています。

 

京都の鴨川近くのリノベーション京町家物件のLDK

京都の花街の宮川町そばのリノベーション京町家物件の縁側と坪庭

建物内部は手が加えられていたものの、一列三室型のかたちをある程度留めていました。この町家の元々の間取りや趣などを大切に残し、引き継ぐため、現代的な生活利便性を考慮しつつ、一列三室型の構成や水回りの位置などを極力変えずにリノベーションしています。

 

京都の祇園・宮川町そばのリノベーション京町家物件のミセノマと玄関

京都の宮川町近くのリノベーション京町家物件の縁側と建具

京都の鴨川や祇園近くのリノベーション京町家物件の玄関

近日中にウェブサイトに詳細を掲載いたします。
よろしければご覧ください。

 

 

宮川町そばの京町家/project リノベーションの様子②

進行中のプロジェクト「宮川町そばの京町家」のリノベーション打ち合わせを行いました。
鴨川の東、宮川町近くの路地に佇む京町家のリノベーションプロジェクトです。

宮川町そばの京町家/project

 

京都の鴨川と宮川町近くのリノベーション京町家の眺望

2階から窓の外を見て。路地中の家としてはめずらしく、家の裏が建て込んでいないため、開放感ある眺望が広がっています。特にこの日は晴天だったため、路地中とは思えない明るさに満ちていました。
2階は勾配天井なので、裏の開けた空間から舞い込む光と風と、伸びやかな天井で、とてもすがすがしい空間に仕上がりそうです。

 

京都の鴨川と宮川町そばのリノベーション京町家の天井

玄関の天井を見て。京町家の風情を再生するため、大和天井にしています。写真は素木の状態ですが、空間に馴染むよう、これから既存木部と色味を合わせて古色に塗装していきます。
照明器具は、京都の照明器具店で見つけた、印象的なアンティーク照明を取り付ける予定です。

 

京都の鴨川と宮川町のそばのリノベーション京町家の外観

ファサードは、周囲の町家と調和する意匠にリノベーションして、建築当時の路地の家並みを再生するため、一部を減築しています。さらに、タイル貼りだった腰壁は鎧張りにやり替えました。
周囲に合わせて木製の出格子も新調し、昔の景観に近づけていきます。

 

※誠に恐れ入りますが、販売開始前の物件詳細についてはお答えいたしかねます。悪しからずご了承ください。