御所(京都御苑)の西。
明治時代の記録が残る京町家を全面リノベーションしました。(2020年6月全面リノベーション済)

■予約制オープンハウス開催
この度、コロナウイルス感染拡大防止のため、オープンハウスを「予約制・一組様ずつのご案内」とさせていただきます。ご不便をおかけしますが、皆様のご安全の確保とウイルス感染拡大防止のため、ご理解のほどお願い申し上げます。
※オープンハウス前のご案内は承っておりません。
※商談中となった場合はご内覧をお断りさせていただきます。
■開催日時
7/5(日)13:00-17:00
ご内覧時間は下記①~⑧の通り、一組様につき30分間とさせていただきます。
①13:00-13:30 ②13:30-14:00 ③14:00-14:30 ④14:30-15:00 ⑤15:00-15:30 ⑥15:30-16:00 ⑦16:00-16:30 ⑧16:30-17:00
「お問合せフォーム」の「お問合せ内容」に【ご希望の時間帯(上記①~⑧のいずれか)】をご記入のうえ、ご連絡下さい。
弊社からの返信をもってご予約完了とさせていただきます。
※弊社「@miyako-es.jp」からのメールが受信できるよう、ドメイン指定受信設定をお願い致します。
※他のお客様との日程調整の関係上、ご希望の日時にご案内できない場合もございます。ご了承ください。
※駐車場はございません。近隣のコインパーキングや公共交通機関をご利用ください。

 家の一番奥に位置する和室を見て。電熱式の炉を切り、吊り床をもうけ、簡易な茶室としても使える部屋です。
家の一番奥に位置する和室を見て。電熱式の炉を切り、吊り床をもうけ、簡易な茶室としても使える部屋です。
照明の光を抑え、竿縁天井を古色で仕上げることで、坪庭の明るさを強調しつつ落ち着いた空間にしています。六角形の照明は、八坂神社の近くにある老舗店、三浦照明さんのものを選びました。
 茶室とLDKの間仕切りは、京からかみ丸二さんに作成していただいた襖をしつらえました。文様は箔を切って貼り桐を表現した切箔桐、刷り色は雲母(キラ)としています。親しみやすさの中にも格式高さがあり、またデフォルメされた桐がどこか現代的な印象を与える文様です。
茶室とLDKの間仕切りは、京からかみ丸二さんに作成していただいた襖をしつらえました。文様は箔を切って貼り桐を表現した切箔桐、刷り色は雲母(キラ)としています。親しみやすさの中にも格式高さがあり、またデフォルメされた桐がどこか現代的な印象を与える文様です。
襖の面積が大きいため、原紙、刷り色、縁、引手を全て淡い色にすることで、圧迫感をなくし、茶室にもLDKにもなじむようにしました。
写真左に写るのは洗面脱衣室の入口です。空間の趣をそこなわないよう古建具を使用しています。

LDKをダイニング・キッチン側から見て。既存梁や古い柱など元々この京町家が持つ趣を残しながら、現代の生活様式に合う空間にしています。
床は端正な木目が美しく肌触りの良いナラを使用。キッチンの足元、ダイニング、リビングに床暖房を設置しているので、一年中心地よく過ごしていただけます。
キッチンはIHコンロ、食洗機、水切り棚の付いた使いやすい仕様です。石調の風合いの扉を選び、周囲の塗り壁や古い木部と調和するようにしました。
ダイニング背面には収納を2つ設け、片方に可動棚を設置しました。こまごました物、掃除機など背の高い物など、収納物の大きさに合わせて使い分けることができます。
 2階の廊下を見て。左右が居室、正面がトイレの入口です。居室の入口はある程度デザイン性があり、かつ意匠を合わせて統一感を出したいと考え、何度も古建具店に足を運ぶ中で、ちょうど良い4枚組の建具に出会いました。
2階の廊下を見て。左右が居室、正面がトイレの入口です。居室の入口はある程度デザイン性があり、かつ意匠を合わせて統一感を出したいと考え、何度も古建具店に足を運ぶ中で、ちょうど良い4枚組の建具に出会いました。
上部は細かい桟が視線を遮りプライバシーを守り、下部は透かし彫りの帯が印象的な木製建具です。
トイレの入口にも古建具を使用。両側の建具を邪魔しないよう極力シンプルなものを選んでいます。


 2階のもう一つの寝室。廊下を挟んで上記寝室の向かいに位置します。こちらも勾配天井で仕上げ、開放感のある空間にしています。2つの寝室の入口には同じ意匠の古建具を使い、統一感を持たせています。
2階のもう一つの寝室。廊下を挟んで上記寝室の向かいに位置します。こちらも勾配天井で仕上げ、開放感のある空間にしています。2つの寝室の入口には同じ意匠の古建具を使い、統一感を持たせています。 美術館や音楽ホールが集積する文化ゾーン岡崎の街と調和するよう、家の中心に本棚を設けました。本だけでなく、アート作品やインテリアも飾れるディスプレイ棚をイメージしたグリッド棚です。背面には調光式の照明を設置しています。白く清潔感のある昼白色からオレンジ色の温かな電球色まで、色温度を調整することで空間の雰囲気が変わります。
美術館や音楽ホールが集積する文化ゾーン岡崎の街と調和するよう、家の中心に本棚を設けました。本だけでなく、アート作品やインテリアも飾れるディスプレイ棚をイメージしたグリッド棚です。背面には調光式の照明を設置しています。白く清潔感のある昼白色からオレンジ色の温かな電球色まで、色温度を調整することで空間の雰囲気が変わります。 
  元々小ぶりな建物なので、LDKや寝室は凹凸の少ないシンプルな形状とし、極力広さを確保し、快適に過ごせるよう配慮しました。写真は小さな庭をのぞむLDK。廊下との間に木製ガラス戸を設け、LDKから庭を見た時に、奥のアルミサッシの無機質な印象がやわらぐようにしています。廊下とLDKの間に建具を設けずLDKを広げる案もありましたが、廊下があることによってかえって視覚的な奥行きが生まれ、小さく平坦な空間に緩急が付きました。
元々小ぶりな建物なので、LDKや寝室は凹凸の少ないシンプルな形状とし、極力広さを確保し、快適に過ごせるよう配慮しました。写真は小さな庭をのぞむLDK。廊下との間に木製ガラス戸を設け、LDKから庭を見た時に、奥のアルミサッシの無機質な印象がやわらぐようにしています。廊下とLDKの間に建具を設けずLDKを広げる案もありましたが、廊下があることによってかえって視覚的な奥行きが生まれ、小さく平坦な空間に緩急が付きました。 2階の寝室。LDK同様にシンプルな形状を意識しながら、開口や収納を確保しています。周囲が建て込んでおらず、窓の外に視線がぬけていくのが特徴です。
2階の寝室。LDK同様にシンプルな形状を意識しながら、開口や収納を確保しています。周囲が建て込んでおらず、窓の外に視線がぬけていくのが特徴です。 
 
 明治時代の登記記録が残る京町家を全面リノベーションしました。(2019年3月全面改装済)御所にほど近いということもあり、周囲には裏千家や同志社大学、皇室御用達の老舗店などが点在する、歴史あるエリアです。
明治時代の登記記録が残る京町家を全面リノベーションしました。(2019年3月全面改装済)御所にほど近いということもあり、周囲には裏千家や同志社大学、皇室御用達の老舗店などが点在する、歴史あるエリアです。 坪庭側から通り庭を振り返って見て。
坪庭側から通り庭を振り返って見て。

 4/6(土)・7(日) 14:00-16:00
4/6(土)・7(日) 14:00-16:00 東福寺のほど近く。緑豊かで閑静な道に佇む京町家を全面リノベーションしました。(2019年3月全面リノベーション済)
東福寺のほど近く。緑豊かで閑静な道に佇む京町家を全面リノベーションしました。(2019年3月全面リノベーション済)

 上質感のあるタイルで仕上げたユーティリティー。
上質感のあるタイルで仕上げたユーティリティー。 
  限られたスペースのなかで収納とゆとりを確保した玄関土間。造作靴箱下部に空間を設けることで、視覚的な奥行を生み出しています。
限られたスペースのなかで収納とゆとりを確保した玄関土間。造作靴箱下部に空間を設けることで、視覚的な奥行を生み出しています。 リビングの造作TVボードは、網代の扉で町家の空間に馴染む意匠にしています。
リビングの造作TVボードは、網代の扉で町家の空間に馴染む意匠にしています。 通り庭に立ち、天井を見上げれば、端正に塗り込められた塗り壁と経年変化による色艶が美しい既存梁が目に入ります。
通り庭に立ち、天井を見上げれば、端正に塗り込められた塗り壁と経年変化による色艶が美しい既存梁が目に入ります。

 blowmist BOOMさんの店内に一歩足を踏み入れると、まず最初に天井一面から吊るされた多種多様なドライフラワーに圧倒されます。無機質な天井を背景に、スポットライトに照らされたドライフラワーが浮かび上がり、どこか幻想的な雰囲気に満ちています。
blowmist BOOMさんの店内に一歩足を踏み入れると、まず最初に天井一面から吊るされた多種多様なドライフラワーに圧倒されます。無機質な天井を背景に、スポットライトに照らされたドライフラワーが浮かび上がり、どこか幻想的な雰囲気に満ちています。 こちらは物件ディスプレイしたドライフラワーです。リノベーション後の建物の写真をお見せし、建物の雰囲気に合うドライフラワーを選定していただきました。
こちらは物件ディスプレイしたドライフラワーです。リノベーション後の建物の写真をお見せし、建物の雰囲気に合うドライフラワーを選定していただきました。

 
 

 「金閣寺近くの家」は前面道路が広く南向きのため、採光に恵まれた建物です。その中でも最も陽当たりの良い場所にキッチンをプランニングしました。キッチンのメタルグレー、タイルの白、背面の収納棚とフローリングの茶が調和し、モダンで暖かみのある空間に仕上げています。
「金閣寺近くの家」は前面道路が広く南向きのため、採光に恵まれた建物です。その中でも最も陽当たりの良い場所にキッチンをプランニングしました。キッチンのメタルグレー、タイルの白、背面の収納棚とフローリングの茶が調和し、モダンで暖かみのある空間に仕上げています。
 リビング・ダイニングは腰壁に木材、腰上に木毛セメントパネルを使用しています。異なる素材をあしらうことで、平坦になりがちな空間にリズムを生み出しています。壁に仕込んだ間接照明が素材感を強調し、壁全体がアートのように空間を彩ります。リビング・ダイニングの奥の小さな庭にはフローリングからフラットにつながるウッドデッキを設置し、少しでも奥行を感じられるようにしています。
リビング・ダイニングは腰壁に木材、腰上に木毛セメントパネルを使用しています。異なる素材をあしらうことで、平坦になりがちな空間にリズムを生み出しています。壁に仕込んだ間接照明が素材感を強調し、壁全体がアートのように空間を彩ります。リビング・ダイニングの奥の小さな庭にはフローリングからフラットにつながるウッドデッキを設置し、少しでも奥行を感じられるようにしています。 2階はクローゼット付きの寝室2室とロフトのあるフリールームで構成されています。写真はロフトの様子です。南側の前面道路に面した窓から自然光が射し込む明るい空間です。大人1人が寝ころべるほどの広さがあるため、子供部屋や仕事・趣味の道具の収納スペースなど、様々な用途にお使いいただけます。
2階はクローゼット付きの寝室2室とロフトのあるフリールームで構成されています。写真はロフトの様子です。南側の前面道路に面した窓から自然光が射し込む明るい空間です。大人1人が寝ころべるほどの広さがあるため、子供部屋や仕事・趣味の道具の収納スペースなど、様々な用途にお使いいただけます。 こちらは寝室の様子です。既存梁をあらわし勾配天井で仕上げることで、木のぬくもりと開放感を備えた空間です。写真には写っていませんが、素材感のあるアクセントウォールをあしらい、寝室らしい落ち着きを演出していています。
こちらは寝室の様子です。既存梁をあらわし勾配天井で仕上げることで、木のぬくもりと開放感を備えた空間です。写真には写っていませんが、素材感のあるアクセントウォールをあしらい、寝室らしい落ち着きを演出していています。

