三つの床の間の京町家 物件詳細②

地下鉄の北大路駅より徒歩13分、堀川北山近くの閑静な住宅街の中。
三つの異なる種類の床の間が残る京町家物件です。

前回のブログ

三つの床の間の京町家

 

京都の地下鉄烏丸線北大路駅近くの京町家物件のトオリニワ

三つの床の間にくわえ、この京町家のもうひとつの特徴は、町家本来の空間構成が残っている点です。

建物内部は、トオリニワと呼ばれる直線の土間に沿って3室が一列に並んでいます。京町家で最もよく見られる、一列三室型の空間構成です。
建物の奥までまっすぐはしるトオリニワに、リノベーションの想像がふくらみます。

 

京都御所近くのリノベーション京町家物件の通り庭

たとえばトオリニワを残してリノベーションするなら、石畳を敷いて、町家全体の雰囲気を高める空間に。坪庭に面する建具をガラス入りにすれば、差し込む光と緑が見え、視線が奥へ導かれます。
ピクチャーレールとスポットライトを設置して、プライベートなギャラリーにしてみるのも良いかもしれません。

(写真/弊社リノベーション 御所北の京町家)

 

京都の地下鉄烏丸線北大路駅近くの京町家物件のトオリニワのある一列三室型の間取り

トオリニワと平行にならぶ室。各室やトオリニワの間はガラス入りの古建具や襖でゆるやかに仕切られ、空間のつながりや奥行きを感じられるつくりになっています。

 

明治時代のリノベーション京町家の和室と坪庭

一列三室型をそのままにリノベーションすれば、京町家本来の趣を感じられる家になります。
建具で空間の雰囲気が大きく変わるため、この町家に残る古建具を補修して使う、古建具店で新たに見つけた建具をしつらえる、唐紙襖で風情をそえるなど、建具を選んだり、あるいは季節ごとに建具を取り替える楽しみがあります。

(写真/弊社リノベーション 明治時代の京町家)

 

京都の祇園の南のリノベーション町家物件のLDK

一列三室型の面影を残しながら、もう少し伸びやかに暮らしたい場合は、ダイドコと座敷を仕切る建具を取り払ってみては。この京町家の元々の趣がありながら、開放感のある現代的な生活が送れます。

(写真/弊社リノベーション 宮川町そばの京町家)

 

京都の地下鉄烏丸線北大路駅近くの京町家物件の縁側

1階の座敷が面する縁側。外と内をゆるやかにつなぐ、緩衝材のような空間です。縁側という余白が奥行きを生みだし、空間全体のゆとりとなっています。

 

京都の哲学の道近くのリノベーション京町家物件の座敷と縁側

京都の祇園の南のリノベーション町家物件の縁側と洗面室の建具

リノベーションでは、断熱性と眺望を考慮し、坪庭に面した木製建具をアルミサッシの透明窓に入れ替えて。縁側と座敷を仕切る建具を雪見障子などのガラス入り建具にすれば、坪庭を眺めて過ごすくつろぎの空間が生まれます。
縁側からトオリニワへつづく扉を残すと、トオリニワ⇔縁側⇔座敷と回廊のように行き来できる、この町家の記憶を留めることができます。

(写真/弊社リノベーション 哲学の道の隠れ家)

(写真 弊社リノベーション 宮川町そばの京町家)

 

京都の地下鉄烏丸線北大路駅から徒歩圏内の京町家物件の外観

猪熊通から町家を見て。築年数は不明ですが、昭和築の京町家に見られる意匠のファサードです。瓦屋根や杉板の腰壁など、京町家らしい風情を感じるたたずまいです。

 

京都の上七軒のリノベーション京町家物件の外観

アルミ製の格子や玄関扉を取り払い、新たに木製で造作すれば、さらに風情ある佇まいに。1階正面の窓の前にあるスペースは、自転車を停めたり、宅配ボックスを設置したり、さまざまな用途に使えそうです。

京町家の原型を色濃く残す、三つの床の間の京町家。
お気軽にお問合せください。

三つの床の間の京町家

 

三つの床の間の京町家 物件詳細①

新規物件「三つの床の間の京町家」を掲載いたしました。

三つの床の間の京町家

植物園や賀茂川の西にひろがる閑静な住宅街。猪熊通に面してたつ京町家です。

 

京都の床の間と床脇のある京町家

初めてこの京町家をおとずれたときに最も印象に残ったのは、三つの床の間です。

床の間を三つもそなえているのは、この規模の京町家としてはめずらしいこと。さらに床の間はすべて種類が異なり、それぞれ違った趣を醸している点も目を引きました。

 

ひとつめは、2階のオクノマにある床の間。

違い棚のある床脇をそなえた、この町家で最も格式高い床の間です。縁側を通って平書院から床の間に射しこむ光が、やわらかく美しい陰影をえがいています。

現代の住宅では見ることが少なくなった床の間。その風情ある佇まいと、古いものにしかない味わいを目にすると、背筋がぴんと伸びるような気持ちになります。

 

リノベーション町家物件の座敷と床の間

たとえばこの床の間は、格式と風情をそのままにリノベーション。
自分や家族がゆったりと過ごしたり、大切な友人を招く空間に。

天袋や隣の部屋との間の建具は、今と同じ無地の白で落ち着いた印象にすることも、唐紙に張り替えて、趣を加えることもできます。
自分の好みや空間の雰囲気に合わせて、唐紙の紋様や摺り色、襖紙の組み合わせを選ぶのも、楽しみのひとつです。

(写真/弊社リノベーション 明治時代の京町家)

 

京都の植物園や賀茂川近くの未改装京町家物件のミセノマの床の間

ふたつめは、1階のミセノマにある床の間。

表の通りに面し、玄関の横に位置する、この町家に足を踏み入れたときに最初に目にする床の間です。部屋の広さは2畳ほどで、玄関から延長するホールのような空間です。

家に帰ってきたとき、お客さまを招いたとき、この床の間としつらえが人々を出迎えてくれます。

 

京都の哲学の道近くのリノベーション京町家物件の床の間

家に入って最初に目にするこの床の間は、もてなしの床の間に。

お気に入りの花器に季節の草花を生けたり、骨董屋で見つけた軸を掛けて、家に入った人の目を癒すしつらえを楽しむことができます。花器や草花、軸によって、いろいろな趣や季節ごとの風情を演出するのも良いかもしれません。

(写真/弊社リノベーション 哲学の道の隠れ家)

 

京都の地下鉄烏丸線北大路駅から徒歩圏内の京町家物件の座敷の床の間

みっつめは、1階の座敷の床の間。

1階の奥、縁側に面した空間には、とても簡素な吊り床が残されています。ガラス入りの障子戸と印象的な欄間が、雰囲気を高める空間です。

他のふたつの床の間よりもシンプルで、そのぶん柔軟な感性でしつらえを楽しむことができます。

 

御所西のリノベーション京町家の茶室

座敷の吊り床は、自由な発想を楽しむ床の間に。

吊り床の下に敷居板を敷いて花を生けたり、軸を掛けるのはもちろん、海外製のお気に入りのインテリアをしつらえて、自分好みに空間を演出。
炉を切り、坪庭を整えれば、緑をのぞむ茶室にすることもできます。

(写真/弊社リノベーション 御所西の京町家)

 

 

京都の地下鉄烏丸線北大路駅近くの京町家物件の欄間

三つの床の間の風情を生かしてリノベーションしたいかた、大きく手が加えられておらず元の風情が残る京町家をお探しのかたに。

どうぞお気軽にお問合せください。

三つの床の間の京町家

 

 

青いソファとタイルの家 物件詳細③

賀茂川のほど近く、京都府立植物園や京都コンサートホールも徒歩圏内にある、閑静な住宅エリアの家を全面リノベーションしました(2023年8月全面リノベーション済)。

ブルーグリーンのソファと手描きタイルがある、お気に入りのカフェのようにくつろげる家です。

前回のブログ

青いソファとタイルの家

 

■初のオープンハウス開催
9/2(土)・3(日) 14:00-16:00

※駐車場はございません。公共交通機関等をご利用ください。
※恐れ入りますが初回オープンハウス前のご案内は承っておりません。

 

京都の賀茂川と地下鉄北大路駅近くのリノベーション中古テラスハウス物件の階段

2 階の階段室は、手摺側の壁に淡いブルーグレーのアクセントクロスが貼られています。ソファのブルーグリーンやタイルのオリーブグリーンとリンクする色です。
2階の踊り場から階段下を見ると、自然光が不思議な陰影をえがいていました。

 

京都の地下鉄烏丸線の北大路駅と北山駅近くのリノベーション中古テラスハウス物件の洋室

2階、カウンターデスクと本棚のあるワークスペース。
南向きの明るい窓と、梁をあらわした勾配天井に、伸びやかさを感じる空間です。

カウンターデスクは幅が広く、1人だとかなりゆとりをもって使えるのはもちろん、2人ならんで座ることができます。デスク上部の壁の端にはコンセントが2か所設置されているので、PC作業にも便利。

本棚は天井付近まで高さがあり、本、仕事の資料や小物など、デスク回りのものを収納できます。棚は可動式なので、お好きな高さに調整していただけます。

リモートワークや就寝前の読書など、さまざまに使えるスペースです。

 

京都の賀茂川と北大路駅と北山駅近くのリノベーション中古テラスハウス物件の洋室から前道を見て

全面道路は幅員が約5.9mと広く、南向きのため、窓からとても明るい光が射しこみます。一方通行なので交通量がそれほど多くなく、周囲には静かで落ち着いた環境が広がっています。

 

 

京都の地下鉄北山駅と北大路駅近くのリノベーション中古住宅の外観

 

京都のソファとタイルのあるリノベーション中古テラスハウス物件の外観と前道

グリッド窓が印象的な、ナチュラルでモダンなカフェをイメージした外観。玄関扉はレッドシダーで、自然な趣と重厚感があります。
周囲には、広い道路に面して落ち着いた家並みが続いています。

賀茂川まで徒歩2分(約160m)でありながら、地下鉄烏丸線「北大路」駅と「北山」駅も徒歩圏内にあり、自然豊かで交通アクセスも良いエリア。

さらに、イオンモール北大路、京都府立植物園(徒歩11分/約850m)、京都コンサートホールなど、日々の暮らしに便利なショッピングモールや文化施設も歩いていける距離にあります。

他にも、有名な洋菓子店「マールブランシュ」の本店、老舗の洋食レストラン「キャピタル東洋亭」、植物園の緑をのぞむレストラン「IN THE GREEN」もほど近くに。

毎日の買い物、食事やお茶、休日のおでかけなど、生活が楽しくなるエリアです。

 

賀茂川近くのリノベーション中古物件のブルーグリーンの造作ソファと棚

賀茂川まで徒歩2分。

造作ソファとこだわりのタイルのある家で、お気に入りのカフェのようにくつろいで暮らしたいかたにおすすめの家です。

■初のオープンハウス開催
9/2(土)・3(日) 14:00-16:00

どうぞお気軽にお越しください。

青いソファとタイルの家

青いソファとタイルの家 物件詳細②

賀茂川より歩いて2分。
広い道で区画が整備されたエリアに建つ、リノベーション済の家(2023年8月全面リノベーション済)。

ブルーグリーンのソファと手描きタイルがある、お気に入りのカフェのようにゆったり過ごせる空間です。

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青いソファとタイルの家

 

■初のオープンハウス開催
9/2(土)・3(日) 14:00-16:00

※駐車場はございません。公共交通機関等をご利用ください。
※恐れ入りますが初回オープンハウス前のご案内は承っておりません。

 

京都の地下鉄烏丸線の北大路駅と北山駅近くのリノベーション中古テラスハウス物件のLDKと明るい庭

お気に入りのカフェで過ごすような、くつろげる空間がコンセプトの家。
造作ソファとタイルのほかに、くつろげる空間に不可欠な“光”を意識したプランニングを行っています。

最初にプランニングしたのは、リビングの配置です。

この物件は南向きのため、家の中で一番明るい場所は表の道路側になります。

ですが、家の中で最もくつろいで過ごすリビングはリラックスできるよう家の奥に配したいと考え、北側にリビングを配置。
その分、壁や建具にガラスを多用してさまざまな方向から自然光を取りこむことで、北側であっても心地よい明るさに満ちたリビングになるようリノベーションを行いました。

さらに、庭塀を明るい色にすることで、庭に射し込む自然光をより強調しています。LDKに入ると光に満ちた庭がパッと目に飛び込んできて、リビングを明るく印象付けます。

 

京都の賀茂川近くのリノベーション中古テラスハウス物件の庭

庭からより多くの自然光を取りこむため、庭に面してL字型の窓ガラスを設置しています。LDK側は引き違い窓、庭横の小さなスペース側はFIX窓です。

写真は庭横の小さなスペースからの眺望。サッシに視界が分断されず、額縁のように庭を切り取ります。

二方向から射す自然光が、リビングに明るさをもたらしています。

 

京都の賀茂川近くのリノベーション中古物件のギャラリースペース

京都の賀茂川近くのリノベーション中古物件の庭の窓ガラス

庭の横の小さなギャラリーのようなスペース。
庭と同じくLDKに入った時にまず視界に入り、LDKの第一印象を大きく左右するエリアです。
そのため明るい印象になるよう壁と天井を白でまとめ、印象的な真鍮の照明と、飾り棚の下部に間接照明を設置し、LDKに入った時に視線が奥にみちびかれるようにしています。

飾り棚にはインテリや花を飾って、LDKを好みの空間に演出する楽しみもあります。

 

京都の北大路駅と北山駅近くのリノベーション中古物件の真鍮の照明

真鍮の照明は、リノベーション物件の撮影に使うインテリア用品を探しに、京都のインテリアショップを訪れたときに出会ったもの。
富山県にある明治時代創業の老舗鋳物メーカーが手がける、真鍮の生活用品ブランド「FUTAGAMI」さんの照明です。

ランタンのフレームのような線が細く端正な造形と、真鍮の重厚感と輝きによる印象的なたたずまいに惹かれ、この小さなギャラリースペースに設置しています。

 

京都の賀茂川近くのリノベーション中古テラスハウス物件のクラシカルな照明

ソファの上を飾るクラシカルな照明。
インテリア的な要素が強い壁付け照明のため、ソファと調和するデザインで、主張しすぎない小型のものになっています。透明ガラスのシェードが小さくとも光を拡散し、ソファにほどよい明るさをもたらしています。

 

京都の賀茂川近くのリノベーション中古物件の玄関

京都の賀茂川と北大路駅近くのリノベーション中古物件の建具

玄関を見て。建物が面する南向きの広い道路から射す自然光を奥に配したリビングに届けるため、玄関扉の上部と横にガラスを設けています。

さらに、玄関からリビングへ続く入口の建具は上部2/3ほどにモールガラスを入れ、その横の壁はガラスとワイヤーの筋交いにすることで、玄関の光を奥へみちびきます。

玄関建具のモールガラスは、ソファ上部の照明とリンクする意匠に。玄関からの視線をさえぎりプライバシー性を確保しながら、光を透過します。

青いソファとタイルの家

 

青いソファとタイルの家 物件詳細①

賀茂川まで歩いて2分。
地下鉄烏丸線の北大路駅が徒歩圏内の、閑静な住宅街の家を全面リノベーションしました(2023年8月全面リノベーション済)。

ブルーグリーンの造作ソファと、手描きタイルがある家。
お気に入りのカフェで過ごすような、くつろぎの時間が流れます。

 

青いソファとタイルの家

 

■初のオープンハウス開催
9/2(土)・3(日) 14:00-16:00

※駐車場はございません。公共交通機関等をご利用ください。
※恐れ入りますが初回オープンハウス前のご案内は承っておりません。

 

京都の地下鉄烏丸線の北大路駅と北山駅近くのリノベーション中古テラスハウス物件のLDK

お気に入りのカフェのように、ゆったりと過ごせる家をコンセプトにしたリノベーション。

印象的なソファとタイルがありながら、つくりこみすぎず素朴なカフェのような雰囲気の空間になっています。

 

賀茂川近くのリノベーション中古物件のブルーグリーンの造作ソファと棚

LDKの一角に造作されたブルーグリーンのソファ。

空間と調和しながらも、存在感があるソファに…と考え、フローリングや造作家具の木部に馴染みつつ、やわらかなコントラストがそれぞれの色を引き立てるブルーグリーンのソファとなりました。

生地は、たくさんのブルーグリーンの生地の中から、明るすぎず暗すぎない落ち着いた色で、ほのかに光沢があり滑らかな肌触りのものを選んでいます。

 

京都のリノベーション中古戸建物件の造作ソファ

設計士がクッションの厚みや背もたれの高さにこだわってプランニングしたソファ。
ふかふかとやわらかく、座り心地の良いソファです。

また、長い時間リラックスして過ごせるよう、ソファは壁に囲まれた奥まったスペースに配されています。ソファのそばにある庭はL字型にガラス窓が設置され、ソファでくつろぎながら庭を眺められるようになっています。

 

京都の北大路駅と北山駅近くのリノベーション中古テラスハウス物件のソファとグリッド棚

ソファ横には、天井までの造作棚があります。ソファの色をひきたてる、素木の風合いを生かしたナチュラルな色です。

本はもちろん、インテリアをきれいにディスプレイできるグリッド状の棚。棚は可動式で、本やインテリアに合わせて高さに調整していただけます。

ソファ横にはサイドテーブルのような小さなスペースが。読みかけの本を置いたり、コンセントがあるのでお気に入りのスタンドランプを飾ったりできます。

 

京都の地下鉄烏丸線北山駅近くのリノベーション中古テラスハウス物件の手描きタイル

京都の賀茂川近くのリノベーション中古テラスハウス物件の手描きタイル

タイルは、以前よりリノベーションのプランニングのため何度もショールームを訪れたり数多くのサンプルを手に取るなかで、いつかこのタイルに合う物件をリノベーションする時に使いたいと考えていた、2種類のタイルをあしらっています。

ひとつは、キッチン前のタイル。
黄みがかった優しい色の無地のタイルの中に、キッチン回りの小物が描かれたタイルが散りばめられています。クラシカルでかわいらしい絵柄です。

絵柄は、イギリスで伝統の技を受け継ぐ職人によって、一枚一枚手描きで描かれたもの。そのためピース毎に絵柄のタッチが微妙に異なるそうです。

 

京都の地下鉄烏丸線の北大路駅と北山駅近くのリノベーション中古テラスハウス物件のキッチンとタイル

タイルとキッチンを見て。タイル全体が白い壁に溶け込みながら、ゆらめく艶と散りばめられた絵柄がリズムを生み出しています。

キッチンはIHコンロと食洗機付きです。キッチン横には造作収納棚があり、上部に家電用のコンセントが設置されています。

 

京都の賀茂川近くのリノベーション中古物件の洗面化粧台のオリーブグリーンのタイル

ふたつめは、洗面化粧台の立ち上がりのタイル。
草木のような、海の底のような、深みと透明感を感じるオリーブグリーンです。
表面のゆらめきと艶が、水回りになじむ涼やかさとやわらかさを醸しています。

 

京都の賀茂川近くのリノベーション中古テラスハウス物件の洗面脱衣室

洗面化粧台のカウンターはソファ横のグリッド棚と同じく、タイルのオリーブグリーンをひきたてるナチュラルな色です。下部には軽やかで風通しの良いルーバー状の棚があり、上下にお好きなカゴを置いてリネン類などを収納していただけます。

 

青いソファとタイルの家

 

ソファとタイルのある家 リノベーションの様子

現在、一軒の家を全面リノベーション中です。
まもなくリノベーションが完了します。

地下鉄の駅が徒歩圏内にありながら、自然豊かで落ち着いたエリア。
区画が整理された広い道に面しています。

 

京都のリノベーション中古戸建物件の庭

座り心地や生地にこだわった造作ソファと、色味や質感が美しいタイルが印象的な家にリノベーションしています。

ソファは、ふかふかとして長時間リラックスできる座り心地、空間を彩りながら主張しすぎない色味、肌触りの良さなど、設計士とともにプランニング。
タイルは、たくさんの現物サンプルを手に取り検討し、以前よりリノベーションに使いたいと考えていた色柄や質感のものを選んでいます。

表の広い道と庭からの自然光をたっぷり取りこめるようガラスを多用し、室内はやわらで明るい光に満ちています。

造作家具や素材に個性がありながら、つくりこみすぎていない家。
素朴なカフェのように、ゆったりとくつろげる空間になっています。

 

京都のリノベーション中古戸建物件の玄関

近日中にウェブサイトに詳細を掲載いたします。
よろしければご覧ください。

※恐れ入りますが、販売開始前の物件の詳細についてはお答えいたしかねます。悪しからずご了承ください。

 

宮川町そばの京町家 物件詳細③

祇園の南、鴨川の東。
花街や寺社仏閣にかこまれた路地に建つ京町家を全面リノベーションしました。(2023年7月全面リノベーション済)

近隣の名所についてお伝えします。

前回のブログ

宮川町そばの京町家

■初のオープンハウス開催(予約不要)
7/29(土)・30(日) 14:00-16:00
※駐車場はございません。公共交通機関等をご利用ください。
※恐れ入りますが初回オープンハウス前のご案内は承っておりません。

 

京都の祇園南のリノベーション町家物件が建つ路地

物件がたたずむ路地を見て。

この家は京都の中心地エリアに位置し、周囲には寺社仏閣などの名所が集積しています。
その一部をご紹介します。

 

京都のリノベーション済町家物件の近くの鴨川

鴨川(徒歩5分/約350m)

京都の市街地を悠々と流れる鴨川。初夏になると川床が出て、風情ある景観が広がります。

河川敷では花見や紅葉狩りを楽しむ、自転車をそばに停めて読書をする、川沿いを、思い思いに川辺での時間を過ごす人々の姿が見られる、憩いの場です。

 

京都の建仁寺の潮音庭

京都の建仁寺の双龍図

建仁寺(徒歩5分/約400m)

建仁2年(1202年)に建立された禅寺。
異なる趣がある3つの庭園、俵屋宗達の風神雷神図屏風や海北友松の雲竜図襖の複製、法堂の天井に大胆に描かれた双龍図などを鑑賞することができます。

 

京都祇園の花見小路

リノベーション済京町家物件の近くの建仁寺北門と花見小路

祇園、花見小路(徒歩9分/約700m)

建仁寺の境内を北へ通りぬけると、花見小路の南端に出ます。
石畳の沿いにお茶屋や割烹などが軒を連ねる、祇園の風情を感じる通りです。連日多くの観光客が花見小路を訪れます。

花見小路を北へ行くと、四条通に出られます。四条通を東へ行くと八坂神社、西へ行くと四条河原町に着きます。

物件から四条河原町交差点までは徒歩13分(約1000m)。
デパートやブランドショップ、ファッションビルなどが立ち並ぶ、京都一の繁華街です。

風情ある宮川町や祇園、寺社仏閣、繁華街、豊かな自然が徒歩圏内にそろう、宮川町そばの京町家。
思い立ったときにふらりと歩いて、石畳の道を散歩する、庭園と名画を鑑賞する、デパートでショッピングを楽しむ、川辺でくつろげるエリアです。

 

京都の鴨川と祇園の近くのリノベーション町家物件の玄関

初のオープンハウス
7/29(土)・30(日) 14:00-16:00
みなさまのご来場をお待ちしております。

宮川町そばの京町家 

 

宮川町そばの京町家 物件詳細②

花街宮川町へ通りぬける路地にたたずむ京町家です。
(2023年7月全面リノベーション済)

前回のブログ

宮川町そばの京町家

 

■初のオープンハウス開催(予約不要)
7/29(土)・30(日) 14:00-16:00
※駐車場はございません。公共交通機関等をご利用ください。
※恐れ入りますが初回オープンハウス前のご案内は承っておりません。

 

京都の花街の宮川町そばのリノベーション京町家物件の縁側と坪庭

京都の祇園と鴨川近くのリノベーション京町家物件の坪庭

小さな灯篭の坪庭をのぞむ縁側。
天井に貼られた葦の板と透明ガラスの照明が、端正で涼やかな印象を醸しています。

縁側が余白となって建物の内と外をゆるやかにつなぎ、空間にゆとりが生まれます。

 

京都の祇園南のリノベーション京町家物件の縁側

奥の建具も、この家に調和するよう、設計士と打ち合わせを重ねて意匠を考えた新設建具です。

洗面脱衣室の建具と似た意匠で統一感がありながら、洗面脱衣室の建具が横桟なのに対して縦桟にすることで、少し異なる趣になっています。

 

京都の祇園と鴨川近くのリノベーション京町家物件の階段

京都の鴨川と祇園の近くのリノベーション町家物件の階段てすり

階段と2階のホール。
階段手摺は京町家によく見られる意匠で造作しています。

2階はもともと3室の続き間でしたが、寝室を2室確保し、それぞれに独立性をもたせるため、真ん中の部屋をホールに変更しています。

ホールは広さにゆとりがあるので、トイレを備えています。

 

京都の鴨川と祇園近くのリノベーション町家物件の舞良戸

ホールをはさんで向かい合う2つの洋室の洋室の入口は、2枚組の舞良戸を1枚ずつしつらえています。透かし彫りの帯が美しい古建具です。

 

京都の祇園と鴨川近くのリノベーション町家物件のバルコニーのある洋室

京都の祇園と鴨川近くのリノベーション町家物件のバルコニー

バルコニーからは路地中とは思えない明るい光が差し込み、視線が遠くへぬけていきます。

2階の洋室2室はどちらも既存梁をあらわした勾配天井で、伸びやかな空間になっています。どちらもクローゼットをそなえているので、寝室としてお使いいただけます。

 

京都の鴨川と祇園の近くのリノベーション町家物件の洋室とカウンターデスク

京都の祇園と鴨川近くのリノベーション町家物件のカウンターデスク

洋室。クローゼットの舞良戸が空間のアクセントになっています。

クローゼット横には、電源と棚をそなえたカウンターデスクが造り付けられています。リモートワーク、読書、インテリアのディスプレイなど、いろいろな用途に使えるスペースです。

窓の外には、これからすだれをしつらえます。
いつもお世話になっている、東山にある「伊吹すだれ店」さんに素材や色味、大きさなどを相談し、作っていただいたすだれです。祇園のお茶屋や料亭などのすだれを数多く手がけていらっしゃいます。

 

宮川町そばの京町家